シラバス参照

講義概要/Course Information
2025/06/09 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
通信・ネットワーク
英文授業科目名
/Course title (English)
Communications and Networks
科目番号
/Code
COM701s
開講年度
/Academic year
2019年度 開講年次
/Year offered
3/4
開講学期
/Semester(s) offered
前学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
専門科目
開講類・専攻
/Cluster/Department
先端工学基礎課程
担当教員名
/Lecturer(s)
小花 貞夫
居室
/Office
公開E-mail
/e-mail
sa-obana@uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
 
更新日
/Last update
2019/03/21 12:31:41 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標(2,000文字以内)
/Themes and goals(up to 2,000 letters)
主題:
今日、インターネットをはじめ通信・ネットワークは、我々の日常生活の営みにおける基盤となっており、その技術は今後ますます重要なものとなってくる。本講義では、通信・ネットワークを設計、構築、活用する上で基礎となる、プロトコルの階層化の概念、および、ネットワークを介して情報がどのように安全(セキュア)に伝送、処理されて相手に伝えられるのか、さらに通信・ネットワーク機能を用いてどのようなサービスが我々の周りで実現されているかを学ぶ。また、講義内容の理解度を高めるため、適宜、講義中に演習を行なうとともに、宿題(レポート)を課す。

(b)達成目標:
(1)プロトコルの階層化を理解している。
(2)メディアアクセス制御(CSMA/CD等)、誤り制御、フロー制御、経路制御などの原理を理解している。
(3)LAN、WAN、ワイアレスネットワーク、伝送技術の基本技術を理解している。
前もって履修
しておくべき科目(1,000文字以内)
/Prerequisites(up to 1,000 letters)
特になし
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目(1,000文字以内)
/Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters)
特になし
教科書等(1,000文字以内)
/Course textbooks and materials(up to 1,000 letters)
特になし。適宜、講義資料を配布する。
授業内容と
その進め方(2,000文字以内)
/Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters)
(a)授業内容:
第 1回  通信・ネットワークの概要(発展過程)
第 2回  分散システムとリアルタイムシステム
第 3回  身近な通信・ネットワークとサービス
第 4回  通信・ネットワークとOSI参照モデル
第 5回  TCP/IP参照モデルとネットワークアーキテクチャ
第 6回  データリンク制御(1): 誤り制御
第 7回  データリンク制御(2): フロー制御とデータリンクプロトコル
第 8回  LAN(1): LANのネットワーク構成とメディアアクセス制御(MAC)
第 9回  LAN(2): インターネットワーキングと無線LAN
第10回  WAN(1): 回線交換とパケット交換
第11回  WAN(2): インターネットの構築と接続
第12回  ワイアレス通信(1): ワイヤレス通信の種類と技術
第13回  ワイアレス通信(2): 応用
第14回  伝送技術とセキュリティ
第15回  演習(期末試験)とその解説

(b)授業の進め方:
黒板やプロジェクタを用いて内容を説明し、補助的な情報は必要に応じて資料を配布する.講義以外に演習および宿題を課すことがある。講義の順序・内容は、学習の進行状況により変わることがある。
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
担当教員は、携帯電話やインターネット等の通信事業を提供する企業での豊富な実務経験を持っている。
授業時間外の学習
(予習・復習等)(1,000文字以内)
/Preparation and review outside class(up to 1,000 letters)
本授業では、通信・ネットワークの技術やサービスが、インターネットや携帯電話をはじめ身近なところでどのように活用されているかを理解することが重要である。このため、日頃から新聞、テレビやネット等から関連する最新動向を把握することが望ましい。
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
(1,000文字以内)
/Evaluation and grading
(up to 1,000 letters)
(a)成績評価方法
宿題(レポート)および試験により総合評価する。
宿題(レポート): 20%
試験 : 80%

(b)評価基準
(1)プトロコルの階層化を理解できている。
(2)メディアアクセス制御(CSMA/CD等)、誤り制御、フロー制御、経路制御などの原理を理解
  できている。
(3)LAN、WAN、ワイアレスネットワーク、伝送技術の基本技術を理解できている。
オフィスアワー:
授業相談(1,000文字以内)
/Office hours(up to 1,000 letters)
事前にE-Mailで予約をとること。
学生へのメッセージ(1,000文字以内)
/Message for students(up to 1,000 letters)
「通信・ネットワーク」は、高度情報化社会における重要な基盤となるものであり、その概念と基本的な仕組みを理解することは、高度な情報システムやネットワークを構築、活用するために不可欠である。授業内容をしっかりと理解し、これらに関する知識を身につけてもらいたい。
その他
/Others
特になし
キーワード
/Keywords
ネットワークアーキテクチャ、プロトコル、通信システム、OSI、TCP/IP、LAN、WAN