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講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
ヒューマンインタフェース | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Human Interface | ||
科目番号 /Code |
MCE802s | ||
開講年度 /Academic year |
2019年度 | 開講年次 /Year offered |
4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
先端工学基礎課程 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
中村 友昭 | ||
居室 /Office |
西8-418 | ||
公開E-mail |
tnakamura@uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
なし | ||
更新日 /Last update |
2019/03/01 13:17:55 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
人間は日々、様々な人工物と関わりながら暮らしている。ペン、箸、スプーン、ドアのノブなど用途が明確に決まった物に始まり、携帯電話、スマートフォン、コンピュータ、ロボットなど複雑な機能を持つ物に至るまで多種に亘る。例えば、ペンを考えた場合、人間の手で掴み易く、書き易く、疲れにくい様に材質、形状を決める必要がある。更に、携帯電話、スマートフォン、コンピュータ、ロボットなどそれ自体が情報の入出力や処理機能を持つような機器の場合には、それを使う人間との間でのやり取り(インタラクション)の要素が入ってくる。これらの機器を人間がストレスなくフルに活用するためには、機器と人間との間の関係、すなわちインタフェースを、どの様に設計するかが極めて重要である。 本講義では、ヒューマンインタフェース技術について、その設計に係る基礎を学習する。更に、ペン、スプーン、スマートフォン、コンピュータ、ロボットなどを題材に、自らヒューマンインタフェースの設計を行い、相互評価を通じて、ヒューマンインタフェース技術に対する理解を深める。 |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
特になし |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
特になし |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
教科書は特に指定しない。講義中に適宜プリントを配布する。 参考書として以下のものを挙げておく。 [ 参考書 ] [1] 椎尾一郎:"ヒューマンコンピュータインタラクション入門," サイエンス社, 2010. [2] 田村博編:“ヒューマンインタフェース,” オーム社, 1998. [3] 岡田謙一、西田正吾、他:“ヒューマンコンピュータインタラクション,” オーム社, 2002. [4] 加藤隆:“認知インタフェース,” オーム社, 2002. [5] 北原義典:“イラストで学ぶヒューマンインタフェース,”講談社, 2011. |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
(a) 授業内容 以下の項目を中心に、基礎的な原理・考え方にポイントを置いて講義を行なう。 第1回 ヒューマンインタフェースとは 第2回 人間の感覚と知覚 第3回 人間の生理特性 第4回 人間の認知と理解 第5回 入力インタフェース(キーボード、マウス、タッチスクリーン等) 第6回 入力インタフェース(カメラ、距離センサ、データグローブ等) 第7回 出力インタフェース(電子的ディスプレイ等) 第8回 出力インタフェース(身体装着型デバイス、GUI等) 第9回 ヒューマンインタフェースのデザイン 第10回 コミュニケーション手段としての身体動作 第11回 音声インタフェース、身振りインタフェース、マルチモーダルインタフェース 第12回 ヒューマンインタフェースの評価 第13回 ヒューマンインタフェースに関する課題への各自の発表/講評(第1グループ) 第14回 ヒューマンインタフェースに関する課題への各自の発表/講評(第2グループ) 第15回 ヒューマンインタフェースに関する課題への各自の発表/講評(第3グループ) (b) 授業の進め方 配布プリントの内容に沿って講義を行う。 授業の後半(第13~15回を予定:授業何回分を割り当てるかは受講者数によって調整)では、各自に、個別の具体例についてヒューマンインタフェースの観点からの検討結果を発表してもらい、相互に意見交換することで、ヒューマンインタフェースに関する理解を深めてもらう。 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
予習は特に必要としないが、各回の講義における重要事項について必ず復習を行うこと。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
(a) 評価方法 ヒューマンインタフェースの具体的検討結果の発表内容(50%)、期末試験(50%)によって総合評価する。 (b) 評価基準 以下の到達レベルをもって、合格の最低基準とする。 (1) 人間の感覚、知覚、生理特性の基礎を理解していること。 (2) 入力インタフェース、出力インタフェースの概要を理解していること。 (3) 人間とコンピュータ/ロボットとのインタフェースの基礎を理解していること。 (4) ペン、スプーン、携帯電話、コンピュータ、ロボットを題材に、具体的にヒューマンインタフェースの設計について論じることができること。 (5) ヒューマンインタフェースの評価における観点を理解していること。 |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
適宜相談に応じるが、事前に電子メールにてアポイントを取ること。 |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
講義を受身の姿勢で聴講するだけでなく、自分ならどの様なヒューマンインタフェースを、どの様に構築していきたいかを積極的に考えていくことを期待する。 |
その他 /Others |
特になし |
キーワード /Keywords |
ヒューマンインタフェース、インタラクション、入力インタフェース、出力インタフェース、インタフェースデザイン、評価 |