シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
科学史A | ||
---|---|---|---|
英文授業科目名 /Course title (English) |
History of Science A | ||
科目番号 /Code |
HSS305z | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
2/3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
総合文化科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
佐藤 賢一 | ||
居室 /Office |
東1-713 | ||
公開E-Mail |
k-sato@bunka.uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
なし | ||
更新日 /Last updated |
2020/03/10 18:21:07 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
(a) 主題:我々が普段使っている「数理科学」の知識、道具、概念などの起源を歴史的に辿っていく。特に西洋文化における数理科学の展開を追跡する。時代は、古代ギリシア期から、20・21世紀の現代までである。 (b) 達成目標:物事を「歴史的」に見ていくこととはどのようなことなのか、その視点の獲得を目標とする。どのような分野においても、未来を志向するためには先人の培った成果を土台にしなければならない。その発想のきっかけをどのように歴史から学ぶのか、講義形式でヒントとなるような事柄を紹介したい。 |
---|---|
前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
特になし |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
特になし |
教科書等 /Course textbooks and materials |
中根美知代・佐藤賢一・他『科学の真理は永遠に不変なのだろうか』、ベレ出版、2009年 |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
(a) 授業内容 以下の項目について講義する。 1・序論 2・古代オリエントの数理科学 3・ギリシアの数学Ⅰ:エウクレイデス 4・ギリシアの数学Ⅱ:アルキメデス 5・アラビアの数学 6・近代科学と数学Ⅰ:ガリレオとケプラー 7・近代科学と数学Ⅱ:ニュートンとライプニッツ 8・18世紀の数学と科学の制度化Ⅰ:学会の成立 9・19世紀の社会と科学の制度化Ⅱ:科学者の誕生 10・19世紀の科学の諸相 11・20世紀の科学と社会 12・単位系の歴史 13・電気技術の歴史 14・円周率の歴史 15・まとめ (b) 授業の進め方: 講義形式で上記の内容について解説を行う。各回の資料に「発展的課題」を設定するので、受講者は各自の興味関心に応じてそれらの調査を行うこと。 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
|
授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
各回の資料に「発展的課題」を設定するので、受講者は各自の興味関心に応じてそれらの調査を行うこと。学期の間に、関連する図書を数冊程度読み進めて欲しい。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
(a)評価方法 中間レポートと学期末試験による。中間レポートは発展的課題の幾つかを解答する内容でまとめる。 (b)評価基準 中間レポートを提出することが単位認定の第一条件となる。その上で試験に解答し、講義内容、配付した資料の内容を最低限理解した上で、設問に対する自らの意見を正確な日本語で論述できた場合に可とする。 |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
水(6限) |
学生へのメッセージ /Message for students |
普段何気なく使っている数式、機器などが、一体どこでどのようにして生まれてきたのか。そのように素朴な問題意識を大事にしながら講義にのぞんで下さい。 |
その他 /Others |
特になし |
キーワード /Keyword(s) |
数学史,物理学史,幾何学,代数学,整数論,解析学,近代科学,科学と社会 |