シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
社会学A | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Sociology A | ||
科目番号 /Code |
HSS310z | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
2/3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
総合文化科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
渡辺 彰規 | ||
居室 /Office |
非常勤講師 | ||
公開E-Mail |
ak-watanabe@mtd.biglobe.ne.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
なし | ||
更新日 /Last updated |
2020/03/01 16:58:19 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
【主題】 社会という領域が発見された近代初頭にさかのぼって、発見の新鮮な驚きを追体験する。その上で、社会の<ちから>を見出すために、社会学が用いる幾つかの方法について、過去の主要な研究を踏まえて論じる。 【達成目標】 社会学の主要な古典的研究について、その概要と方法、その問題点とを述べることができる。 |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
特になし |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
特になし |
教科書等 /Course textbooks and materials |
特に指定しない。必要なテキストについてはプリントにて配布する。 ただし、授業が難しく感じた場合には、参考文献として, ・奥村隆『社会学の歴史1』(有斐閣) ・新睦人『社会学のあゆみ』(有斐閣) を読むことを薦める。 |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
【第1回】 ・講義の目的と進め方 授業の方針、評価の仕方など 【第2回】 ・科学・社会科学・社会学(1) 科学と非科学の相違について 【第3回】 ・科学・社会科学・社会学(2) 自然科学と社会科学の類似と相違について 【第4回】 ・A.コント以前(1) 社会学誕生以前の時代背景や先駆的な思想家たちのことの紹介と、それが現代の社会学といかに繋がるのかを解説 【第5回】 ・A.コント以前(2) モンテスキュー、ルソー、サン-シモンなど。 【第6回】 ・A.コントの実証主義 『社会再組織に必要な科学的作業のプラン』 A.コントの生まれた時代背景とその主張 【第7回】 ・A. トクヴィルのデモクラシー分析 『アメリカのデモクラシー』 A. トクヴィルの生まれた時代背景とその主張 【第8回】 ・K.マルクスのイデオロギー分析 『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』 K.マルクスの生まれた時代背景とその主張 【第9回】 ・E.デュルケムのみた社会のちから(1) 『自殺論』 自殺とは個人の意思で行うもの――そう考える人がほとんどだと思うが、そうだとすると、自殺はなぜ社会と関係が有るのだろうか 【第10回】 ・E.デュルケムのみた社会のちから(2) 自殺現象の分析から、社会が個人の上に及ぼしている<ちから>を明らかに 【第11回】 ・M.ヴェーバーのみた資本主義の精神(1) 『プロティスタンティズムの倫理と資本主義の精神』 私たちの生きる資本主義の本質を探求する上で、彼はその精神に注目した。ヴェーバーの狙いを明らかにしたい 【第12回】 ・M.ヴェーバーのみた資本主義の精神(2) 資本主義の分析から、社会を形成している人間の精神、文化の<ちから>が明らかに 【第13回】 ・アメリカ社会学における役割分析(1) 第二次世界大戦を節目として社会学的研究の中心はアメリカへと移っていく。アメリカ社会学の特徴は個人が社会で果たす役割に注目した点にあるだろう。この回では、マートンやパーソンズら主流派の役割分析から、社会的役割が社会に対して果たす<ちから>を明らかにする 【第14回】 ・アメリカ社会学における役割分析(2) パーソンズの立場は多くの反論を生み出した。彼らもまた役割理論に注目して自らの理論を構成した。ミルズの再発見からはじまり、ゴフマンの役割距離の理論にいたるまで、社会的役割が個人に対して及ぼす<ちから>とそれに対して個人の抵抗する<ちから>の相克を明らかにしたい 【第15回】 ・社会学研究における幾つかの方法的立場 これまでの研究を母体として、今日までに幾つかの方法上の立場が生まれてきた。それを概説する |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
授業前に前回講義中に述べた次回講義予定内容の予習をしておく(1h)。 授業後に講義内容について復習をする(2h)。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
学期末に行うテストと平常点(小テストほか)とで成績評価を行う。点数配分については学期末テストが50点、小テスト2回で25点ずつ計50点とする。その他、平常点に関しては授業態度で減点加点の可能性があるが、詳細は講義初日に説明する。 |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
毎回のレスポンスカードもしくは、上記のメールアドレス宛に質問を送ること(ただし、成績評価についての質問についてはメールではなく授業後に私に直接聞いてください)。 |
学生へのメッセージ /Message for students |
成績評価は厳格に行います。授業ではノートをしっかりとり、質問は積極的に行うようにしてください。 |
その他 /Others |
特になし |
キーワード /Keyword(s) |
社会学入門、社会学史 |