シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
社会思想史A | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
History of Social Thought A | ||
科目番号 /Code |
HSS314z | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
2/3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
総合文化科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
庄司 俊之 | ||
居室 /Office |
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公開E-Mail |
JZM04216@nifty.com | ||
授業関連Webページ /Course website |
http://nihi7.cocolog-nifty.com/blog/ | ||
更新日 /Last updated |
2020/03/01 22:12:33 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
(a)主題:本年度の社会思想史Aは、近代資本主義をめぐる思想の系譜をテーマとする。世界と対峙する思想家たちの主要な課題とは、煎じ詰めれば資本主義とは何かであったと言えるかもしれない。ある思想家は資本主義勃興の歴史のなかに前近代とは異質な近代人の根本的な条件を見、べつの思想家は資本主義の変容のなかに現代の危機とその行く末を見た。本講義では、重要と思われるいくつかのトピックをとりあげ、資本主義/資本主義論の系譜を追いかける。 (b)達成目標:1、資本主義を論じた代表的な思想家たちの学説のポイントを理解する。2、資本主義/資本主義論の歴史的な変容を理解する。3、社会思想史の方法論を学ぶ |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
とくになし |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
とくになし |
教科書等 /Course textbooks and materials |
教科書は使用しない。 参考書は講義内で適宜紹介する。 |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
(a)授業内容 第1回 イントロダクション:「モダンタイムス」の世界 第2回 ポランニーの図式(a):「人間の経済」 第3回 ポランニーの図式(b):「大転換」 第4回 スミスとデュルケーム:分業の体系としての近代 第5回 資本主義の時空間 第6回 資本主義の諸要素(a):「労働する動物」 第7回 資本主義の諸要素(b):市場・私的所有・労働 第8回 勃興期(1):マルクスと原始的蓄積過程 第9回 勃興期(2):ウェーバーと「プロテスタンティズムの倫理」 第10回 勃興期(3):フーコーと権力の変容 第11回 変容(1):レーニンとシュムペーター:帝国主義と創造的破壊 第12回 変容(2):オルテガと大衆消費社会 第13回 変容(3):ケインズと福祉国家 第14回 変容(4):ハイエクと新自由主義 第15回 まとめ:資本主義の未来 (b)授業の進め方 講義は講師によるレクチャーが中心となる。資料は授業関連Webページにアップするので各自ダウンロードのうえ受講すること。授業は配布資料にそって話すので、板書事項はプリントにメモするなどして下さい。 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
予習はとくに必要としないが、高校世界史レベルの事項はまえおき抜きに話題にすることがあるので、必要に応じて、高校教科書や百科事典、あるいは講師が指定した参考書などを使って適宜知識を確認することが望ましい。復習は、配布資料やノートをよく読み返すこと。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
全15回のうち2/3以上出席した者だけを評価の対象とし、評価はレポートによって行います。レポートの内容は未定ですが、(1)講義内容をきちんと押さえていること、(2)必要なポイントに触れていること、(3)論理性と文章力、この3つを基準に採点します。 |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
質問等は講義の前後およびメールにて受け付ける。 |
学生へのメッセージ /Message for students |
「この授業は何の役に立つのか?」と聞かれたときには「一般教養は生きるための力を培うものです」と答えることにしています。その心積もりで受講して頂ければと思っています。 |
その他 /Others |
とくになし |
キーワード /Keyword(s) |
資本主義、ポランニー、マルクス、福祉国家、新自由主義 |