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講義概要/Course Information
2020/04/28 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
科学史B
英文授業科目名
/Course title (English)
History of Science B
科目番号
/Code
HSS405z
開講年度
/Academic year
2020年度 開講年次
/Year offered
2/3/4
開講学期
/Semester(s) offered
後学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
総合文化科目
開講学科・専攻
/Cluster/Department
情報理工学域
担当教員名
/Lecturer(s)
佐藤 賢一
居室
/Office
東1-713
公開E-Mail
/e-mail
k-sato@bunka.uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
なし
更新日
/Last updated
2020/03/10 18:22:29 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標
/Topic and goals
東アジアの伝統的な数理科学の歴史を概観する。日本や中国の数理科学を西洋のそれと比較することによって、自然科学の文化的な側面をさらに深く理解することを目標とする。
前もって履修
しておくべき科目
/Prerequisites
なし
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目
/Recommended prerequisites and preparation
なし
教科書等
/Course textbooks and materials
教科書:佐藤賢一『そして数は遥かな海へ 東アジアの数理科学史』(北樹出版、2005年)

参考書:講義時に指示する。
授業内容と
その進め方
/Course outline and weekly schedule
以下の項目について講義する。

    1 序論
    2 古代中国の数学Ⅰ:『九章算術』について
    3 古代中国の数学Ⅱ:祖冲之と算経十書、古代中国の天文学
    4 中世中国の数学:天元術の展開と消滅
    5 明・清期の数学:そろばんと西洋数学
    6 朝鮮半島の科学技術
    7 琉球諸島の科学技術Ⅰ:暦と算術
    8 琉球諸島の科学技術Ⅱ:測量と築城
    9 日本の天文学と暦学
    10 近世日本数学史Ⅰ:前期
    11  近世日本数学史Ⅱ:中期
   12  近世日本数学史Ⅲ:後期
    13 近世日本の測量術
    14 蘭学と洋学Ⅰ:趣味と実学
    15 蘭学と洋学Ⅱ:測量術と天文学
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
授業時間外の学習
(予習・復習等)
/Preparation and review outside class
各回の資料に「発展的課題」を設定するので、受講者は各自の興味関心に応じてそれらの調査を行うこと。学期の間に、関連する図書を数冊程度読み進めて欲しい。
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
/Evaluation and grading
(a)成績評価方法
中間レポートと学期末に論述形式のテストを行う。中間レポートは発展的課題の幾つかに解答してまとめる内容となる。

(b)評価基準
中間レポート課題を提出することが第一の単位認定条件となる。。

学期末試験については、講義内容と配付資料・教科書を最低限理解した上で、設問に対する自らの意見を正確な日本語で論述することを求める。

レポート提出と学期末試験で上記のポイントを満たした場合、可とする。
オフィスアワー:
授業相談
/Office hours
水(6限)
学生へのメッセージ
/Message for students
伝統科学とは一体どのような姿を採っていたのか。このことを紹介していきますが、特に予備知識は求めません。知的好奇心の旺盛な諸君の参加を望みます。
その他
/Others
特になし
キーワード
/Keyword(s)
伝統科学,和算,暦,測量術,近代科学,科学史