シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
文学B | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Literature B | ||
科目番号 /Code |
HSS406z | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
2/3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
総合文化科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
常田 槙子 | ||
居室 /Office |
なし | ||
公開E-Mail |
maki.tnd@gmail.com | ||
授業関連Webページ /Course website |
なし | ||
更新日 /Last updated |
2020/03/02 22:13:29 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
文学を文学作品たらしめているものは何か。アリストテレスの「詩学」にはじまり、20世紀以降、ロシア・フォルマリズムや構造主義などを経て発展してきた物語論(ナラトロジー)は、いまや物語分析に欠かせないものとなっている。本講義では物語論(ナラトロジー)について、様々な文学作品を例に解説しながら、その歴史的変遷を追う。 物語を分析する方法を身につけ、自身の読書活動に生かせるようになることを目指す。また、文学とは何かという根本的な問題にも思索を深めてもらうことを期する。 |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
特になし。 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
特になし。 |
教科書等 /Course textbooks and materials |
プリントを使用する。 |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
1回目 ガイダンス、ナラトロジー入門 2回目 物語の構造① 3回目 物語の構造② 4回目 ソシュールの言語学 5回目 バンヴェニストの言語学 6回目 物語の作者 7回目 物語の語り手 8回目 語りの時間① 9回目 語りの時間② 10回目 語り手と視点(焦点化)① 11回目 語り手と視点(焦点化)② 12回目 人称と話法 13回目 物語論のその後 14回目 日本の物語論 15回目 確認テストとその解説 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
最終日に確認テスト(60分程度)を行うので、準備しておくこと。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
平常点(授業への姿勢等)30%、確認テスト70% ・確認テストの範囲については、授業にて提示する。 |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
授業の後に質問を受け付ける。 |
学生へのメッセージ /Message for students |
文学作品を鑑賞するというよりも、その構造を分析する手法や考え方を身につける授業である。日頃の読書にも生かしてもらいたいと思う。 |
その他 /Others |
受講生の状況に応じて、授業内容に若干の変更を加えることがあり得る。 |
キーワード /Keyword(s) |
物語論、ナラトロジー、ロシア・フォルマリズム、記号論、構造主義、ポスト構造主義、ロラン・バルト、ロマーン・ヤコブソン、フェルディナン・ド・ソシュール、エミール・バンヴェニスト、ジェラール・ジュネット |