シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
美術B | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Arts B | ||
科目番号 /Code |
HSS407z | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
2/3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
総合文化科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
久々湊 直子 | ||
居室 /Office |
- | ||
公開E-Mail |
jinbunkyoumu@bunka.uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
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更新日 /Last updated |
2020/03/15 20:44:26 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
西洋美術の流れを把握するのが目標である。多くの作例に触れ、その中で、シンボル、象徴、アトリビュートといった視覚文化特有の「決まりごと」や、頻繁に視覚化されてきたキリスト教主題、ギリシア・ローマ主題の内容と典拠についての知識を身につけることもまた授業の目標である。美術Bでは特に近代以降の美術が中心となり、社会の変動により推移する美術の受容層と作品の関係についても扱うことになる。作品に触れ、考え、それを言葉で表現するという習慣も身につけたい。 |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
なし |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
美術A ただし必須ではない。 |
教科書等 /Course textbooks and materials |
参考図書は授業内で適宜紹介する。初回の授業のガイダンスはとくに重要なので,受講希望者は初回授業に参加のこと。 |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
授業はパワーポイントを使用してルネサンス以降の美術の流れを概説する講義であるが、ワークシートへの取り組みや発言も促される参加型授業である。現在われわれが「美術館の中に安置された《美しいもの》」と考えがちな作品たちが、いかに多様な機能を持っていたか(そして今も持っているか)を知ってもらい、美術作品が生々しく、多弁で、多面的であるかということを授業の中でともに分かち合う。 1週目:イントロダクション(大まかな様式の流れの把握) 2週目:マニエリスム:奇想の世界のオタクたち 3週目:バロック(1)カトリックの改革とメディア戦略~カラヴァッジオの様式 4週目:バロック(2)絶対王政と新興市民の美術愛好~リュベンス,ベラスケス, 5週目:ロココロココの花形たちと美術~ロココ期の女性パトロンと美術 6週目:新古典主義:ふたたび「古典」の叫ばれる時代~革命期とナポレオン 7週目:ロマン主義:新しい主題と技法のあり方~ジェリコー,ドラクロワ, etc. 8週目:写実主義:タブーを破ってゆく芸術家たち~クールベ,マネetc. 9週目:印象派(1)~写真の登場と主観の時代:モネ,ルノワール,ドガ… 10週目:印象派(2)~変わりゆくパリの様相とブルジョワの生活 11週目: ポスト印象派~印象派を超えて~:スーラ,ゴーガン,ゴッホ,セザンヌ… 12週目:世紀末美術とジャポニスム 13週目:20世紀の表現の多様化 ~フォーヴィスム,キュビスム、シュールレアリスム、抽象,ダダ 14週目:テクニカルタームのまとめ 15週目:予備日 授業内容は学生諸君の興味の傾向など事情によって変更されることもあるため,あくまで目安程度に考えること。 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
毎回のワークシートで予復習が出来るほか,課題として展覧会見学のフィールドワークが課せられる予定である。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
テストと提出物を主な評価対象とする(6割程度)。毎回取り組んでもらうワークシートが授業参加態度を評価する対象となる。 提出物としては,毎回のワークシートのほかに指定用紙による展覧会見学シートが課せられる。 |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
質問や指摘等は授業時(前後休み時間)に受け付ける。 |
学生へのメッセージ /Message for students |
朝一番の授業でもあり、熱意ある学生に向いている授業だと思われる。 |
その他 /Others |
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キーワード /Keyword(s) |
西洋文化,美術鑑賞,視覚表象文化理解,異文化理解,メディア・リテラシー,プレゼンテーション理解 |