シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
社会学B | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Sociology B | ||
科目番号 /Code |
HSS410z | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
2/3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
総合文化科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
渡辺 彰規 | ||
居室 /Office |
非常勤講師 | ||
公開E-Mail |
ak-watanabe@mtd.biglobe.ne.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
なし | ||
更新日 /Last updated |
2020/03/01 17:00:19 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
【主題】 現代社会学の主要な問題を紹介し、その考え方を伝える。 【達成目標】 (1)現代の社会学が取り組んでいる主要な課題について、その概要と問題点とを述べることができる。 (2)社会学的なものの見方・考え方を見につけることで、自分なりの社会学的な問題意識を持つことができる。 |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
特になし |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
前期の社会学Aを履修しておくと理解が容易になるメリットがあるが、たとえ履修しなかったとしても、社会学B単体で内容は完結しているので問題は生じない。 |
教科書等 /Course textbooks and materials |
特に指定しない。必要なテキストについてはプリントにて配布する。 授業が難しく感じることがあった場合には、長谷川公一, 浜日出夫, 藤村正之, 町村敬志著『社会学(New Liberal Arts Selection)』有斐閣を手に取るとよい。 |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
【第1回】 ・講義の目的と進め方 授業の方針、評価の仕方など 【第2回】 ・日常生活の研究とその方法(1) 日常生活はいくつもの組織だった相互行為から成り立っている。そのしくみを明らかにする 【第3回】 ・日常生活の研究とその方法(2) しくみを明らかにする方法を詳説する 【第4回】 ・家族をめぐる研究とその方法(1) 人は家族の中ではじめて社会的存在となるのだが、家族に対する社会学的問題関心を詳説する 【第5回】 ・家族をめぐる研究とその方法(2) 少子化、その背後にある晩婚・非婚化。家族をめぐる現代社会学の主要な論点を検討する 【第6回】 ・労働をめぐる研究(1) 近年、労働をめぐる環境は大きく変化してきており、そのうちの幾つかは目に見える形で深刻な社会問題となっている。これらの問題に対する社会学のアプローチをみる。 【第7回】 ・労働をめぐる研究(2) 非正規雇用、ワーク・ライフ・バランスの諸問題。労働をめぐる現代社会学の主要な論点を検討する 【第8回】 ・都市をめぐる研究(1) 都市は家族や労働、階層や福祉国家のあり方、そういったものを映し出す鏡であるともいえる。それらの問題が現実化する場所でもあるがゆえに、都市固有の問題もまた生まれてくるのである。この回では中流階層と<郊外>の関係とその盛衰について検討する 【第9回】 ・都市をめぐる研究(2) 上記の方針を踏まえて、今回は下流階層の人々についての都市政策の変遷を見ていく 【第10回】 ・不平等をめぐる研究(1) 「格差社会」という言葉をよく耳にする。格差に対する社会学のアプローチをみる 【第11回】 ・不平等をめぐる研究(2) 格差の有無から格差の再生産の有無へ――階級をめぐる現代社会学の主要な論点を検討する 【第12回】 ・不平等をめぐる研究(3) 何が再生産を生み出しているのか。有力な理論としてブルデューの文化的再生産論について紹介し、その本質と批判的とを検討する 【第13回】 ・福祉をめぐる研究(1) 私たちはいわゆる福祉国家のなかで生きているが、福祉国家とはいかなる性質を有する国家なのか。エスピン-アンデルセンの福祉国家論を紹介する 【第14回】 ・福祉をめぐる研究(2) 前回に続き、福祉政策全般について主要な論点を検討する 【第15回】 ・講義のまとめ ここまでの講義の流れを概括し、現代の社会学がどのような問題に取り組んできたのか、その成果と限界についてまとめる |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
授業前に前回講義中に述べた次回講義予定内容の予習をしておく(1h)。 授業後に講義内容について復習をする(2h)。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
学期末に行うテストと平常点(小テストなど)とで成績評価を行う。基本的には、本テスト50点、小テスト25点を2回で評価を行うが、平常点に関しては授業態度に応じて加点・減点を行う可能性がある。詳細については講義初回で説明する。 |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
毎回のレスポンスカードもしくは、上記のメールアドレス宛に質問を送ること(ただし、成績についての質問にはメールでは答えません。授業後に私のところへ来てください) |
学生へのメッセージ /Message for students |
成績評価は厳格に行います。授業ではノートをしっかりとり、質問は積極的に行うようにしてください |
その他 /Others |
特になし |
キーワード /Keyword(s) |
社会学入門、ミクロ社会学、家族、労働、都市、不平等、福祉 |