シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
宇宙・地球科学 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Earth and Astronomical Science | ||
科目番号 /Code |
GEO201z | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
1/2/3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
総合文化科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
但木 謙一 | ||
居室 /Office |
国立天文台 | ||
公開E-Mail |
ta003244@edu.cc.uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
なし | ||
更新日 /Last updated |
2020/02/21 14:53:29 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
(a)主題 新月の夜に、都会から離れた暗い場所で空を見上げると天の川を見ることができる。天の川は実際には川のような姿をしておらず、1000億個以上もの星々が集まってできた『銀河』である。ほんの100年前まではこの天の川銀河こそが宇宙の全てだと考えられていたが、現在の私たちは宇宙はもっと広くたくさんの銀河が存在していることを知っている。「ブラックホールとは何か?」「地球のような惑星は他に存在するのか?」「どこまで遠い銀河を観測できるのか?」など、ニュースで聞いたことのあるトピックや身近な宇宙に関する疑問について、ハワイにあるすばる望遠鏡やチリにあるアルマ望遠鏡を用いた最新の成果を交えながら解説する。 (b)達成目標 天文学に関する基礎知識だけでなく、現代天文学の発展における日本の役割・貢献について学ぶ。天文学という普段学ぶことのできない学問に触れることで、本学のディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)である『幅広い視野をもった科学者・技術者として、確かな基礎学力と豊かな教養を身につける』ことを目的とする。 |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
なし |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
なし |
教科書等 /Course textbooks and materials |
教科書:なし 参考書:なし |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
(a) 授業内容 以下のテーマで15回の講義を行うが、内容を変更する可能性がある。 1.ブラックホール編『ついに人類はその姿を捉えた』 2.惑星編『太陽系の外にある惑星』 3.惑星編『第二の地球を探せ』 4.惑星編『太陽系はどうやって誕生したのか?』 5.惑星編『探査機が観た惑星』 6.銀河編『宇宙は銀河で溢れている』 7.銀河編『ディープ・ラーニングと銀河研究』 8.銀河編『130億光年彼方の銀河を探せ』 9.銀河編『星の誕生と死』 10.銀河編『星形成活動』 11.銀河編『ダークマター』 12.銀河編『銀河の進化』 13.銀河編『モンスター銀河』 14.すばる望遠鏡の最新成果 15.アルマ望遠鏡の最新成果 (b) 授業の進め方 スライドを用いた講義を行う。 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
講義で扱った内容の中で、興味を持ったことについて各自掘り下げて調べ、理解を深めることを期待する。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
(a)評価方法:講義内容の理解度を確かめるための簡単な小テストを複数回(4回程度)行う。中間・期末試験やレポートは実施しない。 (b)評価基準:小テストの平均得点で評価し、最低到達基準は60%とする。小テストを1回欠席した場合、最低到達基準は70%とする。 |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
質問等は授業後の時間に受けつける。 |
学生へのメッセージ /Message for students |
ブラックホールと太陽系外惑星について全くイメージが湧かないという人は、講義の前に映画「インターステラー」を見ておくことをお勧めします。 |
その他 /Others |
なし |
キーワード /Keyword(s) |
宇宙、天文学、銀河、ブラックホール |