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講義概要/Course Information
2020/04/28 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
教育と憲法(日本国憲法)(集中)
英文授業科目名
/Course title (English)
Education and the Constitution (the Constitution of Japan)
科目番号
/Code
HSS510z
開講年度
/Academic year
2020年度 開講年次
/Year offered
3/4
開講学期
/Semester(s) offered
前学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
総合文化科目
開講学科・専攻
/Cluster/Department
情報理工学域
担当教員名
/Lecturer(s)
河合 正雄
居室
/Office
集中のため、なし
公開E-Mail
/e-mail
kawaimあっとまあくhirosaki-u.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
http://hue2.jm.hirosaki-u.ac.jp/html/100000700_ja.html
更新日
/Last updated
2020/03/17 22:54:04 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標
/Topic and goals
主題:多くの方が将来教職に就かれることを念頭におきつつ、日本国憲法の基本的な原理や概念を、判例や時事問題も交えて説明するとともに、教育のなかの憲法について理解を深めます。
到達目標:(1)立憲主義をはじめとした憲法学の基本的な概念を理解できる。
(2)憲法学の基本的な論点について、自分の頭で考察することができる。
前もって履修
しておくべき科目
/Prerequisites
なし
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目
/Recommended prerequisites and preparation
法学A、法学B
教科書等
/Course textbooks and materials
教科書:西原博史ほか編著『教職課程のための憲法入門(第2版)』(弘文堂、2019年)2,200円+税
参考書:芦部信喜『憲法(第7版)』(岩波書店、2019年)3,200円+税
授業内容と
その進め方
/Course outline and weekly schedule
第1回 :1人ひとりを最大限尊重するために:1章
第2回 :学校にいる人の権利を考える:2章
第3回 :平等を保障するとはどういうことなのか:3章
第4回 :心の自由を考える:4章
第5回 :悪口を言うのも自由なのか:5章
第6回 :学問は生活のためのものなのか:6章
第7回 :1人ひとりにふさわしい教育を確保するために:7章
第8回 :自由を支える社会権を求めて:8章
第9回 :もし警察に捕まってしまったら:9章
第10回:政治の主役は誰なのか:10章
第11回:「全世界の国民」が平和に生きるために:11章
第12回:教育を枠づける国の統治の仕組み-国会、内閣:12章
第13回:教育を枠づける国の統治の仕組み-裁判所:12・14章
第14回:地方のこと、国のこと、世界を視野に考えること:13章
第15回:全体のまとめ
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
なし
授業時間外の学習
(予習・復習等)
/Preparation and review outside class
予習:講義の展開に遅れないよう、事前に教科書を通読しておくことを強く推奨します。
復習:基本的事項に対する理解を前提としつつも、教員の見解を鵜呑みにせず、批判的見地も持っていただけると嬉しいです。
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
/Evaluation and grading
成績評価方法:論述試験80%、授業中の小レポート20%
評価基準:(1)立憲主義など憲法学が論じている基本的な概念を理解していること。
(2)講義で説明した判例や学説の概要について説明できること。
オフィスアワー:
授業相談
/Office hours
夏季集中形式であるためオフィスアワーは特に設けませんが、授業中や休憩時間に積極的な質問を期待します。
学生へのメッセージ
/Message for students
皆様にとって、憲法学はなじみが薄い学問領域かもしれません。しかし、この授業が、国家や政治、教育のあり方に興味・関心を持つきっかけとなることができれば幸いです。
その他
/Others
全日程の参加をよろしくお願いします。
キーワード
/Keyword(s)
個人の尊重、基本的人権、立憲主義、民主主義、平和主義