シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
日本の科学と技術A | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Science and Technology in Japan A | ||
科目番号 /Code |
GSE501z | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
総合文化科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
中井 日佐司・Choo Cheow Keong | ||
居室 /Office |
東2-211(中井)、東2-304(チュウ) | ||
公開E-Mail |
中井<nakai@fedu.uec.ac.jp>, チュウ <choo-c@uec.ac.jp> | ||
授業関連Webページ /Course website |
http://webclass.cdel.uec.ac.jp/webclass/ | ||
更新日 /Last updated |
2020/02/28 15:24:16 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
(a)主題:技術者として,研究者として将来の展望を得るために,現代日本の 科学と技術,およびこれらの歴史と現状を通した日本における研究・開発の特 質を考察する. (b)達成目標:セミナー形式の授業を通して,受講者間の相互質問・討論によっ て主題に関する理解を深める.さらに主題に関連する調査発表を通じて自分 の意見に対する客観性を養う. (c)その他:学域留学生対象に企画されている授業であるが,日本人学生の参 加も認める. |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
なし |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
なし |
教科書等 /Course textbooks and materials |
なし。プリントおよびWebによる教材提供。 |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
2人の教員によって,2つのテーマ(「分析技術と日本の科学・技術(中井)」, 「環境・エネルギーと計測(チュウ)」が扱われる.それぞれの授業内容とその進め方は以下の通りである. (a) 主題 (前半後半共通) 1) 所属学域・プログラムにおける分析・計測手法を調査し,その計測 手法を理解し,他の受講者と共有する. 2) 所属学域・プログラムの教員が加入している学会(*)の会誌から分析,計測に関する方法, 手法,機器に関連した記事を調査し,ポスターとしてクラスで紹介し,他の 受講者と共有する. * 学会とは,専門的な学術情報を共有,それを議論して発展させる場である. (b) 達成目標(前半後半共通) 所属学科に関連する計測技術の意義,原理,実例や展望を説明できるように なること. (c) 副読本等(前半後半共通) 授業中に紹介する. (d) 授業内容 第 1回:前半・後半を通しての授業説明と登録 前半「環境・エネルギーと計測(チュウ)」 第 2回:エネルギー・環境問題 第 3回:工学的な視点---計測と環境・エネルギー 第 4回:環境・エネルギーを専門とする学会 第 5回:日本における環境・エネルギーと計測 第 6回:世界における環境・エネルギーと計測 第 7回:環境・エネルギー問題に関連する分野 第 8回:まとめ 後半「計測技術と日本の科学・技術(中井)」 第 9回:学会および計測技術について,学科専門実験に関する調査 第10回:学科専門実験に関する報告,情報共有 第11回:所属学科に関連する学会の調査と報告 第12回:学会誌の探査、紹介内容調査 第13回:紹介内容のアウトライン作成,検討 第14回:ポスター作成 第15回:各人によるポスター発表,講評 [授業の進め方] 毎回の授業は下記のように進める. 1. 前回の課題講評と共有,議論 2. 今回の課題発表および受講者による課題遂行 3. 担当者への報告 最終回はポスター発表をおこなう. |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
文献調査を課する場合がある。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
(a)評価基準 セミナー形式の授業であるので、質問・討論によってセミナー参加者全員(講 師を含む)が自分自身の論理・知識の形成をおこなっていくことに大きな意味 がある。したがって、実験などと同様に、(1)原則的に全授業毎の課題をその日 に遂行すること,(2) プレゼンテーションを行なうことが単位取得の最低達成基 準となる。 (b) 評価方法 成績評価 = (70%:質問・討論への参加) + (30%:レポート・発表) |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
月〜金の昼休み.他の時間でも対応可能の場合には相談をうけつけます. |
学生へのメッセージ /Message for students |
自分の意見を他のひとにわかってもらうためには,まず,他人の意見を「聴く ことができる」ようになっていなければなりません.これがなかなか難しい. なぜなら,他人の意見を聴くためには自分の意見を客観的にみて,それを基準 にして他人の意見を理解しなければならないからです.これもなかなかに難し い.しかし,良質な議論によってえられる結論は参加人数に比例するどころか, その2乗,3乗の成果が得られると言われています. 議論を深めることによって新しい概念や知識を得るためのトレーニングの機会 として,この授業をおおいに活用してください. |
その他 /Others |
なし。 |
キーワード /Keyword(s) |
計測技術,エネルギー・環境,情報共有,報告書作成 |