シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
心の科学 | ||
---|---|---|---|
英文授業科目名 /Course title (English) |
Science of Maind | ||
科目番号 /Code |
HSS605z | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
総合文化科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
久野 雅樹 | ||
居室 /Office |
東1-509 | ||
公開E-Mail |
hisano@uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
なし | ||
更新日 /Last updated |
2020/03/11 13:11:19 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
見る,聞く,感じる,憶える,考える,話す,……。人間の心は多くの機能をもっています。こうした心の機能について科学的に解明するために,実験,調査,観察,シミュレーションなど,さまざまな手法が用いられています。 本講義では心をめぐる多様な論点と研究方法について理解を深めることを目標とします。その際,この領域の内容について学ぶとともに,英文テキストを読み,関連文献を参照して調べ,自ら考え,議論する力を養います。 |
---|---|
前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
なし。 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
特になし。ただし,総合文化科目の「心理学A」「心理学B」「認知科学」,総合情報学科の専門科目である「コミュニケーション論」と関連があります。 |
教科書等 /Course textbooks and materials |
Plomin, R. (2018). Blueprint: How DNA makes us who we are. MIT Press.(予定。別の文献-難しすぎず,やさしすぎないもの-に変更する可能性あり) |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
心の科学に関する基本的な文献を読みます。輪読(講読演習)が中心です。基本的な知識を踏まえた上で,ディスカッションに力点を置きます。また,授業の効果を高めるために,メーリングリスト等も活用します。 使用予定のテキストの主な内容は以下の通りです。本書を利用する場合,初回の授業でガイダンスを行い,1章を1回くらいのペースで進め,最後の授業でまとめを行います。 1. Disentangling nature and nurture 2. How do we know that DNA makes us who we are? 3. The nature of nurture 4. DNA matters more as time goes by 5. Abnormal is normal 6. Generalist genes 7. Why children in the same family are so different 8. The DNA blueprint 9. Equal opportunity and meritocracy 10. DNA: The basics 11. Gene-hunting 12. The DNA fortune teller 13. Predicting who we are 14. Our future is DNA |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
|
授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
テキストの読解と批判的吟味を中心に,学習内容を予習・復習し,他のソースと関連させつつ理解を深めてください。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
発表内容,授業の理解度・参加度,レポート等をもとに総合的に評価します。 以下の2点が単位取得に必要です。 ・学習内容について基礎的な知識を得ていること ・授業にしっかりと参加していること(最低3分の2以上,出席し,積極的に発言すること) |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
水曜日17:00-18:00のオフィスアワーには,原則として研究室にいます。来室する場合,なるべくメールでアポイントをとるようにしてください(必要があればこの時間以外にも対応します)。 |
学生へのメッセージ /Message for students |
心の科学について英語で学ぶというのはお得です。心の研究に関わる話題はニュースでもしばしば取り上げられていますし,TOEFLなどのテストでもよく出ています。それだけ一般の関心の高いトピックだと言えます。脳研究,人工知能など,理工系分野とも深く関連があります。 |
その他 /Others |
なし。 |
キーワード /Keyword(s) |
心の科学,心理学,認知科学,認知,行動,情報処理,脳,身体,進化,言語,記憶,思考,知覚,感覚,感情,人工知能,コミュニケーション |