シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
現代化学 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
General Chemistry | ||
科目番号 /Code |
GSC602z | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
総合文化科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
加固 昌寛 他 | ||
居室 /Office |
東1-215 | ||
公開E-Mail |
kagaku@e-one.uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
なし | ||
更新日 /Last updated |
2020/03/02 19:21:32 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
a) 主題:電通大では、たとえば最先端の科学技術で使われている物質・材料について化学的側面から学ぶ機会は決して多くない。しかしいったん社会に出れば職業人としても一市民としても、これら物質・材料についての知識が必要となることは十分に考えられる。この講義では、現在の科学技術および社会のいろいろな局面で、物質・材料がどのような目的でどのように物理化学的手法で分析されているか、またそれはどのような原理に基づいているかについて化学を専門にしない学生にもわかりやすく講義する。 (b) 達成目標:各回ごとに講義する分析手法で何が分析できるのか、またその基本原理は何かを理解する。逆に、物質・材料の性質や量を分析したいときにどのような方法で行えばよいかを知る。 |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
特になし |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
化学、生物学系の科目を履修しておくことが望ましい。 |
教科書等 /Course textbooks and materials |
なし。各教員がプリントを配布する場合がある。 |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
【授業内容とその進め方 】 授業は16:20から始めるが、4限の授業や実験が延びたときは、その日の担当教員の判断とする。16:45以降に出席した場合や理由もなく途中で退席した場合は欠席とする。 (a)授業内容 以下のように、オムニバス形式で講義を行う。 変更もあり得る。正式なものは初回の初めに周知する。 第1期(第1〜5回) 第1回 平田修造 計算を利用して高性能発光材料を作る・新規発光現象の源を探る 第2回 狩野 豊 細胞機能とイオンバランス 第3回 桑原大介 NMR(核磁気共鳴)でみた固体分子とその分子運動 第4回 田仲真紀子 生体関連の電子移動と機器測定 第5回 小林義男 加速器科学 — 原子1個の振舞いを見る 第2期(第6〜10回) 第6回 岡田佳子 分子フォトニクス ー視覚機能分子を中心としてー 第7回 平野 誉 光を駆使して化学反応を見る 第8回 石田尚行 ESR(電子スピン共鳴)で測れば過激分子が判る 第9回 岩澤康裕 放射光など可視化計測法による触媒と次世代燃料電池のリアルタイムおよび 2次元/3次元観察 第10回 古川 怜 偏光観察で探る高分子の異方性 第3期(第11〜15回) 第11回 白川英樹 バイオイメージング 第12回 山北佳宏 分子ビーム実験と自動計算による電子物性・触媒・分子マシンに関する研究 第13回 安井正憲 X線で分子を見る 第14回 瀧 真清 高速液体クロマトグラフ/質量分析計(LC/MS)を用いたウィルス上での有機 化学反応解析 第15回 加固昌寛 地球環境を測る (b)授業の進め方 各教員が自分の専門分野を一回ごとのオムニバス方式で進める。 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
授業時間外の学習:特に教科書は設けていない。各回の教員の指導に従うこと。またレポートを執筆,提出すること。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
a) 評価方法 レポート課題により評価する。 (b)評価基準 (1)ガイダンスを含め全15回の講義で10回以上出席することが最低条件である。大学または学科の行事があるときには事前に申告する。 (2)毎回教員が出題する課題の中から、指示する内容(分析対象、方法、原理等)のレポートを必要数、提出すること。原則全てのレポートを提出すること。レポート提出数が少ない場合は不可となる。またインターネットで得た情報や他人のレポートを直接コピー&ペーストしたレポートは不可とする。3、4年生のレポートとして内容が劣るものには不可をつけることもある。 各回ごとに講義する研究手法でどのようなことが解明されたかを理解していること。 ・レポート:15回のなかから3回(1期につき1回)についてレポート提出。 |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
全体的相談(加固):火曜6限 東1-215 |
学生へのメッセージ /Message for students |
化学・生物関係の講義をあまり履修していないであろう学科も含めて、全学科を対象とする講義である。どの学生にも、できるだけわかりやすいように講義を進めるつもりであるので履修を勧める。 |
その他 /Others |
大学または学科の公的行事(就職説明会、研究室配属説明会等)のために欠席するときは、事前にメールで世話人まで届ける。ただし個人的な会社訪問等で欠席した場合は欠席扱いとする。理由無く途中退席した場合は欠席とし、出席カードを代理で記入した場合は両者の履修を取り消すこともある。 |
キーワード /Keyword(s) |
赤外線スペクトル、核磁気共鳴(NMR)スペクトル、電子スピン共鳴(ESR)スペクトル、電子分光、視覚、X線結晶構造解析、X線吸収微細構造(XAFS)、蛍光分析、質量スペクトル、バイオイメージング、LC/MS、メスバウアー分光法 |