シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
日本の科学と技術B | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Science and Technology in Japan B | ||
科目番号 /Code |
GSE601z | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
総合文化科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
濱野・マトゥティス | ||
居室 /Office |
東4-721(マトゥティス)、東2-209(濱野) | ||
公開E-Mail |
hg@mce.uec.ac.jp, thamano@uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
http://webclass.cdel.uec.ac.jp/webclass/ | ||
更新日 /Last updated |
2020/03/03 20:25:31 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
a)主題: 現代日本の科学と技術、およびこれらの歴史と現状を通した日本に おける研究・開発の特質を考察する。 (b)達成目標: セミナー形式の授業を通して、受講者間の相互質問・討論によっ て主題に関する理解を深める。さらに主題に関連する調査発表を通じて自分 の意見に対する客観性を養う。 (c)その他: 学域留学生対象に企画されている授業であるが、日本人学生の参 加も認める。 |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
なし。 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
なし。 |
教科書等 /Course textbooks and materials |
なし。 |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
2人の教員によって、2つのテーマ(「日本のスーパーコンピューティング(マ トゥッティス)」、「日本のナノテクノロジーとその応用(濱野)」)が扱われる。それぞれの授業内 容とその進め方は以下の通りである。 前半「日本のスーパーコンピューティング(マトゥッティス)」 (a)前もって必要な知識 -コンピュータ(たとえば、パーソナルコンピュータ)に関する簡単な知識。 -手続き型言語(たとえばFortran)に関する簡単な知識。 (b)授業内容 1. What are Supercomputers 2. Hardware of High Performance Computing 3. History of Japanese IT 4. World History of Super-computing 5. Economy of Supercomputers 6. Supercomputers - used for what? The Great Challenges 7. Software Techniques for Using Supercomputers 8. The Earth simulator 後半「日本のナノテクノロジーとその応用(濱野)」 (a)主題 日本の電子産業が世界トップの地位となり経済的な成功を収めた理由の一つに,高度で精密な微細加工や微細計測技術の支えがあった.本授業では,ナノテクノロジーの開発に必要な基本技術の紹介や日本でのマイクロあるいはナノテクノロジーの進歩についての知識を広げる. (b)達成目標 毎回,日本におけるナノテクノロジー(マイクロ技術含める)の発展や現状,あるいは,その技術を応用について調査する.開発者らのインタービューや開発にまつわる紹介ビデオや資料を参考にし,技術開発のポイントを理解するとともに,(留学生は特に自国における)今後の進展についても考察してみる.それら理解したことや自分の意見を報告書としてまとめる. (c)副読本など 授業中に紹介する. (d)授業内容 (後半) 第9回:ナノテクノロジー,ナノサイエンスとは? 第10回:マイクロサイズ・ナノサイズの計測技術 第11回:ナノサイズの計測技術・加工技術 第12回:ナノサイズの加工技術 第13回:応用1: カーボンナノチューブ,有機EL(有機発光ダイオード)など電子デバイス 第14回:応用2: MEMS(micro electronic mechanical systems)など機械 第15回:応用3:医療工学,環境工学への応用など |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
選定したテーマに対する調査・分析・報告が必要。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
a) 評価基準 前半:セミナー形式の授業であるので、質問・討論によってセミナー参加者全員(講 師を含む)が自分自身の論理・知識の形成をおこなっていくことに大きな意味 がある。したがって、実験などと同様に、原則的に全授業に出席すること, レ ポートを提出すること, プレゼンテーションを行なうことが単位取得の必要条 件となる。 後半:毎回授業中に演習(ビデオ視聴)を行うので,原則的に全授業に出席すること,最終レポートを提出することが単位取得の必要条件である.毎回,ビデオ内容や自分の意見を短時間で簡潔にまとめる.成績評価 = (70%:毎週の演習取り組み) + (30%:最終レポート) |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
マトゥティス:随時。メール、電話などによる事前のアポイントメントが望ましい。 濱野:月と金の6時限目,ただし,事前にメール予約を入れることが望ましい. |
学生へのメッセージ /Message for students |
各人のテーマ割り当てを行いますので、受講希望者は学期の最初の授業には必ず出席してください。 |
その他 /Others |
なし。 2018年度以前の「日本の科学と技術A」を履修した人も受講可能です(後半の内容が重複しないようにトピックを選びます)。 |
キーワード /Keyword(s) |
スーパーコンピュータ、宇宙開発、衛星、信頼性、リモートセンシング 微細加工技術,電子産業 |