シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
現代社会と対人関係 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Interpersonal Relation in Modern Society | ||
科目番号 /Code |
HSP604z | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
総合文化科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
大内 佑子 | ||
居室 /Office |
B棟1階学生支援センター | ||
公開E-Mail |
ouchiyuko@uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
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更新日 /Last updated |
2020/04/21 16:19:59 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
[テーマ] 豊かな対人関係の基盤には,多様な価値感への柔軟な態度,多角的な視点,人間や社会への興味と感受性の豊かさ,自分自身の感情や行動のコントロールなどが必要とされている.本講義では,自閉スペクトラム症児が取り組むトレーニングを念頭に,他者と良好に関わる際の基盤となる行動を要素に分けてより具体的に検討し,後から身に着けることが可能な「スキル」として捉えなおす. [達成目標] 各スキルの機能とそのトレーニング法について知識を獲得し,学期を通じてトレーニングを実践することの結果として,日常生活において自らの望む方向に対人関係を構築する力の涵養を目指す. |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
なし |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
なし |
教科書等 /Course textbooks and materials |
教材はプリントを配付する. 参考書等は授業内で各テーマに応じ適宜指示する. |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
さまざまな場面を取り上げ,その対応策を検討する.扱う場面やスキルなどの個別具体のテーマは,履修者の希望に沿ったものを採用する. <<講義の他,ペアやグループでのワークも多用する.>> 第1回:ガイダンス 第2回:自閉スペクトラム症とコミュニケーションの特徴① 第3回:自閉スペクトラム症とコミュニケーションの特徴② 第4回:自閉スペクトラム症とコミュニケーションの特徴③ 第5回:メンタルヘルスとコミュニケーションの関連① 第6回:メンタルヘルスとコミュニケーションの関連② 第7回:アセスメント法と自己理解 第8回:アセスメント法と他者理解 第9回:スキル訓練① 第10回:スキル訓練② 第11回:スキル訓練③ 第12回:応用スキル訓練① 第13回:応用スキル訓練② 第14回:応用スキル訓練③ 第15回:まとめ |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
(1)対人関係に関する書籍を読みテーマへの理解を深める. (2)授業で学んだ内容を日常生活で自分が経験する出来事に当てはめて考えてみる (3)学んだスキルを日常生活で実践し,その結果としての環境の変化をよく観察する. |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
[評価方法] 授業への取り組み(50%)と講義内容の理解度(50%)で総合的に評価する. 4回以上欠席した場合,レポート等の課題が未提出の場合は評価対象外となる. [評価基準] 以下の到達レベルをもって合格の最低基準とする. ・基本的知識が身についている. ・授業内容を自分自身の課題と関連付けて理解し,説明することができる. |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
学生支援センター障害学生支援室(B棟1階)に連絡のこと. またはメールで問い合せること. |
学生へのメッセージ /Message for students |
履修する学生にはグループワーク等への積極的な参加を求める. 段階的にスキルを学び獲得することが前提となるため,可能な限り全15回の出席を期待したい. |
その他 /Others |
なし |
キーワード /Keyword(s) |
コミュニケーション,自閉スペクトラム症,行動変容,セルフコントロール,認知行動療法 |