シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
コンピュータリテラシー(クラス6) | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Computer Literacy | ||
科目番号 /Code |
COM101z | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
1/2/3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
実践教育科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
田中 基康 | ||
居室 /Office |
東4-402 | ||
公開E-Mail |
mtanaka@uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
https://joho.g-edu.uec.ac.jp/moodle3/ | ||
更新日 /Last updated |
2020/02/20 17:36:51 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
(a) 主題: コンピュータは単に計算をする機械ではなく、情報を処理す る機械である。情報社会においては、コンピュータと情報に関する基礎 的な概念を理解し、それらを応用する能力が求められている。本授業で は、専門に依らずに全ての学生が初年次において習得すべき、コンピュー タに関する基本的な素養を学ぶ。 (b) 達成目標: コンピュータの基本的な構成とUnixというOSの基本を学 び、情報倫理、情報セキュリティについて理解すること、および、実際 にコンピュータを道具として使いこなせるようになることを目標とする。 |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
なし |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
なし |
教科書等 /Course textbooks and materials |
テキスト冊子を生協で頒布する。また、同内容のPDFをLMS(学習管理シ ステム)で公開する。 |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
(a) 授業内容 以下に各回の主な学習項目を示す。各回とも、原理的/基盤的な事項に 関する内容と、それに基づいたシステムの動作の確認が含まれており、 後者については自分で探究できる課題と関連づけられている。 #1 コンピュータの利用と認証 #2 インターネットの原理 #3 ネットワークと安全性 #4 コンピュータの動作原理 #5 ファイルシステムとファイル操作 #6 テキストファイルとエディタ #7 コンピュータシステムとOS #8 フィルタとシェルスクリプト #9 マークアップによるテキスト整形 #10 グラフィクス/図と表 #11 アカデミックリテラシ(総合実習) #12 HTML/CSSによるWebページ記述 #13 Webと情報アーキテクチャ #14 Webサイトの設計/製作(総合実習) #15 ソフトウェア開発とテストケース (b) 授業の進め方 授業は初回を除き、用意された資料に基づいて予習を行うことを前提と し、授業時間には資料に対する質問を受け付け、あとは課題のための演 習を中心とする。これは、授業時に演習を実施しないと演習方法が分か らないままになることが多いためである。 各回とも学生が自己のレベルに応じて内容を選択可能な課題が用意され、 次回授業前日までに課題を実施した結果をレポートの形で提出すること が求められる。課題レポートを通じて、「自分で考える」姿勢を養い、 またレポートとしてまとめる練習をおこなう。 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
キヤノン株式会社でのFA機器の研究開発の経験を基に,本授業で学ぶ内容が実際の研究開発の現場にどう活かされているか,企業の研究開発ではどのような知識や技術が求められるかについて指導する. |
授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
授業は初回を除き、用意された資料に基づいて予習を行うことを前提と し、授業時間には資料に対する質問を受け付ける。各回とも学生が自己 のレベルに応じて内容を選択可能な課題が用意され、次回授業前日まで に課題を実施した結果をレポートの形で提出することが求められる。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
(a) 評価方法: 各回のレポート課題と期末試験の評価を合わせて行う。 レポート課題については「標準的なレポート」をすべての回に提出した 場合に50点満点とし、とくに優れたものについては点数を加点、不足の あるものおよび未提出は減点する。試験は50点満点で採点し、レポート 点と合計する(合計点が100点を超える場合は100点とする)。 (b) 評価基準: 以下の到達レベルをもって合格の最低基準とする。 ・情報基盤センター利用条件を理解し、 計算機および教材へのログイン、ログアウトができる。 ・コンピュータネットワークやWebの仕組みの概要を理解している。 ・情報化社会において被害者、加害者とならないための知識を持っている。 ・電子メールの読み書きができ、マナーを身につけている。 ・Unixの基本コマンドや、ファイルとディレクトリの基本概念を理解している。 ・エディタで文書の編集ができる。 ・計算機の基本構成やその構成要素の機能を理解し、 さらに値の表現方法の基礎を理解している。 ・OSの基本構成やプロセスなどの基本概念を理解している。 ・WWWで情報の検索を行うことができる。 ・著作権や剽窃について理解をしている。 ・html の概要を理解し、簡単な web ページの作成ができる。 ・文書整形システムLaTeXでの処理の概要を理解し、簡単な文章の清書ができる。 |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
月曜5限 |
学生へのメッセージ /Message for students |
予習前提,演習中心の授業です. 説明の時間がほとんどないため,予習しないと全く授業についていけませんので注意してください. |
その他 /Others |
単に資料に書かれた通りの操作を行うだけはでなく、自分で選択した課 題について自分で考えて取り組み、その状況をレポートとして報告する こと。 |
キーワード /Keyword(s) |
計算機の基本構成、 ログイン、 ログアウト、 UNIX、 コマンド、 ファイル、 文書編集、 エディタ、 コンピュータネットワーク、 電子メール、Web、 WWW、 HTML、 セキュリティ、 情報の検索、 情報倫理、文書整形、LaTeX |