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講義概要/Course Information
2020/04/28 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
知的財産権
英文授業科目名
/Course title (English)
Intellectual Property
科目番号
/Code
CAR602z
開講年度
/Academic year
2020年度 開講年次
/Year offered
3/4
開講学期
/Semester(s) offered
後学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
実践教育科目
開講学科・専攻
/Cluster/Department
情報理工学域
担当教員名
/Lecturer(s)
本間・重森
居室
/Office
東7号館3階301号室(知的財産部門)
公開E-Mail
/e-mail
ip-edu@ip.uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
http://www.ip.uec.ac.jp/
更新日
/Last updated
2020/02/20 15:17:35 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標
/Topic and goals
この科目では、知的財産権について初めて学ぶ学生を対象に、将来、高等学校の教員として情報科目を教える上で、または技術者として最低限必要となる知的財産権に関する基本的な考え方と基礎知識を習得することを目標とする。
前もって履修
しておくべき科目
/Prerequisites
特にありません。
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目
/Recommended prerequisites and preparation
特にありません。
教科書等
/Course textbooks and materials
教科書:なし
参考書:
「産業財産権標準テキスト 総合編」
(経済産業省 特許庁 企画 (独)工業所有権情報・研修館、発明推進協会 発行)
「事業戦略と知的財産マネジメント」
(経済産業省 特許庁 企画 (独)工業所有権情報・研修館、発明推進協会 発行)
「知的財産権制度説明会(初心者向け)テキスト」(特許庁)
下記HPから最新年度を参照
   http://www.jpo.go.jp/oshirase/event/setumeikai/setumeikai-text/index.html
「著作権テキスト  ~初めて学ぶ人のために~」
 (文化庁長官官房著作権課)
下記HPから最新年度を参照
   https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seidokaisetsu/kyozai.html
授業内容と
その進め方
/Course outline and weekly schedule
知的財産全般について概略を説明したのち、特許権、実用新案権、意匠権、商標権、不正競争防止、著作権について講義する。特許権については、発明、権利化、権利活用、特許調査、企業における特許の取り扱いについて学習する。また、情報及び情報技術を活用する上で必要となる著作権については、情報コンテンツやソフトウェアに関する著作権の取り扱いについて、身近な実例を交えながら詳細に説明する。

第1回  ガイダンス、知的財産とは[本間]
第2回  特許権(1)概要、発明とは[重森]
第3回  特許権(2)特許要件[重森]
第4回  特許権(3)権利の性質[重森]
第5回  特許権(4)特許調査[重森]
第6回  特許権(5)権利活用[重森]
第7回  特許権(6)外国での権利化[重森]
第8回  実用新案権・意匠権[重森]
第9回  商標権・不正競争防止[重森]
第10回 著作権(1)著作物[本間]
第11回 著作権(2)著作権[本間]
第12回 著作権(3)著作物の利用[本間]
第13回 著作権(4)著作権の制限[本間]
第14回 まとめ[本間、重森]
第15回 期末試験とその解説[本間、重森]

授業は、基本的には講義形式で座学となりますが、一部、小テストを行うこともあります。
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
大手法律事務所において特許侵害訴訟等の知財紛争や国内外企業の特許出願手続に携わった経験を基に、実践的な観点から知的財産権制度や権利取得・活用戦略についての理解を進める。
更に、IT企業でのソフトウェア開発の経験を活かして、著作権、特にソフトウェア著作権の取扱や活用について、事例を交えた実践的な教育を行う。
授業時間外の学習
(予習・復習等)
/Preparation and review outside class
授業の中で完結させることを基本としますが、学期末の試験に向けては適宜復習してください。
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
/Evaluation and grading
期末試験で評価します。
評価の基準・観点は概ね以下のとおりです。
・研究開発に携わる者(発明者)として知っておくべき 知的財産権についての考え方(や知識)が身についているか?
・「知的財産制度を理解するための枠組み」が身についているか?
オフィスアワー:
授業相談
/Office hours
特定の時間帯は設けません。まずはメールでご相談ください。
ip-edu@ip.uec.ac.jp
学生へのメッセージ
/Message for students
より優れた成果を求めて研究に邁進するだけでなく、得られた研究成果をどのように守るのか、どのように社会で活用するのかも考えてみてください。
知的財産の制度は、研究成果の保護・活用のための社会的ルールです。
その他
/Others
特にありません。
キーワード
/Keyword(s)
知的財産・特許・発明・著作物・著作権・不正競争・意匠・商標・実用新案・考案