シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
基礎物理学演習第一 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Elementary Exercises in Physics Ⅰ | ||
科目番号 /Code |
FGN102a FGN102b FGN102c FGN102d FGN102e FGN102f FGN102g FGN102h FGN102i FGN102j FGN102k FGN102m FGN102n FGN102p | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
1/2/3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
演習 | 単位数 /Credits |
1 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
濱野 哲子 | ||
居室 /Office |
E2-209 | ||
公開E-Mail |
thamano@uec.ac.jp, LINE: thama.uec | ||
授業関連Webページ /Course website |
http://webclass.cdel.uec.ac.jp/ | ||
更新日 /Last updated |
2020/03/03 20:23:56 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
物理学の演習問題の解答を作成することを通して,以下の事柄の日本語による習得を目的としています. - 専門用語, - 解答に関する戦略, - 論理, - 技能(特に数学), なお、前期は力学と波動について、後期は熱学と電磁気学について演習を行います. |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
なし。 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
なし。 |
教科書等 /Course textbooks and materials |
教科書:学部の授業「物理概論」の教科書,演習書. 参考書 [1] Raymond A. Serway 「科学者と技術者のための物理学 Ia, Ib」(学術図書出版社) [2] 宇佐美、貴島、西村、鳥塚「新版|理工系のための力学の基礎」(講談社サイエンティフック) [3] 副島、杉山「力学」講談社基礎物理学シリーズ1(講談社) [4] 長谷川「振動・波動」講談社基礎物理学シリーズ 2(講談社) [5] 二宮、並木、杉山「物理のための数学入門」講談社基礎物理学シリーズ10(講談社) |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
1 力学 ========= 1. はじめに - この授業の目的と進め方の説明、 - 物理学に関するアンケート(テストではない) 2. 次元、数学の復習 - 物理量の性質を調べるために用いられる次元の算出法. - 代数の復習. - 微分積分の復習. 3. ベクトル - ベクトル代数(和、差、内積)演算. 4. 軌道と速度 - 座標の定義と良く使う座標系. - ベクトルの微分としての速度. 5. 運動学 - 物体の運動の数学による表現. 6. 運動方程式 - 第二法則に基づいた運動の解析. 7. 常微分方程式 I 変数分離、定数係数線形同次微分方程式 - 積分による解法(変数分離)、特性方程式による解法(定数係数線形同次). - 同次でない定数係数線形方程式から同次方程式への変形. 8. 常微分方程式 II 定数係数線形非同次方程式 - 係数比較法により特殊解を得る方法 9. 単振動 - 釣り合いと安定性から振動を求める方法、単振り子 - 定数係数線形同次微分方程式として,単振動の運動方程式を解く 10. 減衰振動、強制振動 - 定数係数線形非同次微分方程式として運動方程式を解く 11. 力学的エネルギー保存則 - 運動の第二法則と仕事、力学的エネルギーの関係. 2 波動 ========= 12. 波動とは何か - 力学的波動が生じるための要件、波の種類 - 正弦波(調和波) - 単振動の集合として見た正弦波 - 正弦波が運ぶエネルギー 13. 基準振動と定常波 - 正弦定常波 - 定常波のエネルギー - 重ね合せの原理 14. 波の反射と透過 - 波動方程式の解としての波動 - 固定端や自由端における反射・透過 - 2つの材料境界における反射・透過 15. 到達度確認テスト、解説. [進め方] 下記のように授業を進める; 1) その回のテーマに関する解説, 2) 教員による例題の解答を板書, 3) 受講者による問題解答(板書), 4) 教員による解答の講評 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
学部授業物理学概論の復習を行なうこと. |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
成績評価法 授業中に解いた問題60%+期末試験40%。 最低達成基準 すじみちをたてて、力学に関する質問がおこなえるようになること。 |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
金曜日の午後,あるいは随時ご予約ください。 |
学生へのメッセージ /Message for students |
この演習をとおして、(1)物理と数学がとてもいい友達であること、(2)筋道をたててはなすことの大切さを知ってもらいたい。 |
その他 /Others |
なし。 |
キーワード /Keyword(s) |
質点の力学、波動 |