シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
情報処理演習第一 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Information Processing ExerciseⅠ | ||
科目番号 /Code |
FGN301a FGN301b FGN301c FGN301d FGN301e FGN301f FGN301g FGN301h FGN301i FGN301j FGN301k FGN301m FGN301n FGN301p | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
2/3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
演習 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
中井 日佐司 | ||
居室 /Office |
E2-211 | ||
公開E-Mail |
nakai@fedu.uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
http://www.edu.cc.uec.ac.jp/fedu/IPEX1 | ||
更新日 /Last updated |
2020/02/28 15:24:32 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
コンピュータの進歩によってプログラムに対する価値が変り始めました。以前は、「より速く実行でき、より小さいメモリで動く」、つまり、コンピュータに負荷をかけないより軽いプログラムを書くことが技能として重要でした。近年では、CPUの高速化、メモリの大容量化によってこの軽さよりも、「より分かりやすく、再利用の可能な」人間が利用する情報としてプログラムが評価されるようになりました。 この授業では、以上のような事情をふまえて、(1)テキスト処理や数値演算処理を行うために必要なプログラミングに関する基礎知識を整理すること、(2) コンピュータのためではなく、他の人に自分のアイディアを伝える表現としてのプログラム能力を高めること、を学びます。なお、プログラムに用いる言語はC言語です。 |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
各学科のコンピュータリテラシー。 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
なし。 |
教科書等 /Course textbooks and materials |
教科書:特に指定しない。 参考書:Steve Oualline 著、「C実践プログラミング」第3版。この本である必要はないが、自分が読みやすいと思う本(たとえば母国語で書かれたC言語の本)を1冊、辞書代わりに手元においておくことを進めます。 |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
講義の内容は以下の通りです: 第 一回:「登録と復習」----電気通信大学におけるネットワーク使用のポリシー、C言語インスタント入門。 第 二回:「プログラミングのスタイル」 ----構文,コメント 第 三回:『基本的なデータ型、および、その配列」標準入出力 第 四回:『制御構造とループ」----if, else, ループ,while,break,continue 第 五回:「変数のスコープと関数」 第 六回:「基本的なポインタ」ポインタと配列、ポインタの配列 第 七回:「高度なデータ型(1)」構造体,構造体の配列 第 八回:「高度なデータ型(2)」typedef,enum,高度なデータ型を用いたプログラムの例 第 九回:「プログラム作成の過程」 第 十回:「ファイル入出力、ストリーム」 第十一回:「ポインタの応用」メモリの動的確保 第十二回:「モジュールプログラミング」 第十三回:「線形リスト(1)」前回作成したモジュールの改良 第十四回:「線形リスト(2)」不定長データの保持 第十五回:「数値計算・数式処理アプリケーションの利用」MATLAB、Maple [授業の進め方] 前半は講義、後半は講義のテーマに関する演習を行います。 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
プログラミング科目の復習に重点を置いてください. |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
[評価基準] 技巧の限りを尽くし、構成のない難解なプログラムよりも、単純な手法 を使った構成がはっきりしているプログラムをこの授業ではより高く評価しま す。また、結果として課題のプログラムが動作しなくても、動作しない原因の 分析や論理的な推測を報告することによって評価が高くなります。 [評価方法] 毎回の課題60%+最終課題40%で評価します。 [最低達成基準] 情報としてプログラムを再利用できるために、「C言語のプログラムの不明な点を、筋道を立てて(日本語で)質問できるようになること」です。 |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
月〜金曜日の12:10から13:00。他の時間でも,都合がつけば相談に応じます. 合格の最低達成基準が以上のようなものですので、わからないことがあったら、オフィスアワーにこだわらずに、なるべく早めに質問に来てください。どうしても会えないときは電子メールでアポイントをとってください。 |
学生へのメッセージ /Message for students |
プログラムは、話を聞いているだけでは「絶対に」作る事はできません。手 と頭を使って、知識とともに、プログラミングの「基礎体力」も鍛えましょう。 |
その他 /Others |
なし。 |
キーワード /Keyword(s) |
プログラミング、C言語、情報としてのプログラム |