シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
基礎物理学演習第二 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Elementary Exercises in Physics Ⅱ | ||
科目番号 /Code |
FGN202a FGN202b FGN202c FGN202d FGN202e FGN202f FGN202g FGN202h FGN202i FGN202j FGN202k FGN202m FGN202n FGN202p | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
1/2/3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
演習 | 単位数 /Credits |
1 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
濱野 哲子 | ||
居室 /Office |
E2-209 | ||
公開E-Mail |
thamano@uec.ac.jp, LINE: thama.uec | ||
授業関連Webページ /Course website |
http://webclass.cdel.uec.ac.jp/ | ||
更新日 /Last updated |
2020/03/03 20:39:55 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
物理学の演習問題の解答を作成することを通して,以下の事柄の日本語による習得を目的としています. - 専門用語, - 解答に関する戦略, - 論理, - 技能(特に数学), なお、後期は熱学と電磁気学について演習を行います. |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
基礎物理学演習第一 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
なし。 |
教科書等 /Course textbooks and materials |
教科書:学部物理学概論第二の教科書,演習書 参考書 [1] Raymond A. Serway 「科学者と技術者のための物理学III 電磁気学」(学術図書出版社) [2] 横山順一「電磁気学」講談社基礎物理学シリーズ4(講談社) [3] 二宮、並木、杉山「物理のための数学入門」講談社基礎物理学シリーズ10(講談社) |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
* 熱力学 ** 第一回 状態量と関連する物理量 - 状態量の定義 - 微分によって得られる物理量と互いの関係 - 状態方程式 ** 第二回 熱力学第一法則 - 内部エネルギー - 熱量と仕事 - 熱の仕事当量 - 気体がする仕事 ** 第三回 熱容量と比熱 - 熱容量、比熱 - 定積熱容量 - 定圧熱容量 ** 第四回 熱的な過程 - P - V 図 - 準静的過程 - 循環過程 - 断熱過程 - 定積過程 - 定圧過程 - 等温過程 - 断熱自由膨張 ** 第五回 熱機関,熱効率 - カルノーサイクル(断熱・等温サイクル) - 等温・定積サイクルのする仕事 - 熱機関と熱効率 ** 第六回 熱力学第二法則 - トムソンの原理とクラウジウスの原理 - 二つの原理の同等性 - カルノーの定理 ** 第七回 エントロピー - 熱機関のエントロピー - 理想気体のエントロピー - エントロピーを用いた第二法則の表現 * 電磁気学 ** 第八回 クーロンの法則と電場 - 電荷 - 電場 - 重ね合わせの原理 - 電気力線 - 電場に関する問題の解法戦略 ** 第九回 ガウスの法則 (電気力線束およびガウスの法則の意味) - 電気力線束 - ガウスの法則 - ガウスの法則を用いる問題の解法戦略 - 球対称な電荷分布がつくる電場 ** 第十回 ガウスの法則II(ガウスの法則を利用して電場を求める) - 軸対称な電荷分布がつくる電場 - 平面上に分布する電荷がつくる電場 ** 第十一回 電位(静電ポテンシャル) - 試験電荷が移動する際のポテンシャルエネルギー変化 - 静電場、電位、電位差 - 等電位面 - 電荷による電気的ポテンシャルエネルギー - 電位を用いた問題の問題解法戦略 ** 第十二回 電流と磁場 - 荷電粒子に作用する磁気力 - 電流が流れる直線導線に作用する力 - 電流要素に作用する力 - ビオ・サバールの法則 ** 第十三回 アンペールの法則 I - 磁力線 - アンペールの法則 - 同軸電流のつくる磁場 ** 第十四回 アンペールの法則 II - トロイド(ドーナツ状)コイルの作る磁場 - ソレノイド(螺旋状)コイルの作る磁場 - 変位電流と一般化されたアンペールの法則(アンペール・マックスウェルの法則) ** 第十五回 到達度確認テスト、解説 [進め方] 下記のように授業を進める; 1) その回のテーマに関する解説, 2) 教員による例題の解答を板書, 3) 受講者による問題解答(板書), 4) 教員による解答の講評 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
学科における物理概論の復習を行なうこと. |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
成績評価法 授業中に解いた問題60%+期末試験40%。 最低達成基準 少なくとも、すじみちをたてて、熱学・電磁気学に関する質問がおこなえるようになること。 |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
金曜日の午後あるいは随時ご予約ください。 |
学生へのメッセージ /Message for students |
この演習をとおして、(1)物理と数学がとてもいい友達であること、(2)筋道をたててはなすことの大切さを知ってもらいたい。 |
その他 /Others |
なし。 |
キーワード /Keyword(s) |
熱学、熱力学、電磁気学 |