シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
地学(Ⅱ類・M) | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Earth Science | ||
科目番号 /Code |
GEO201h GEO201i | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
1/2/3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
教職科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
Ⅱ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
○上野・○白井 | ||
居室 /Office |
非常勤講師 | ||
公開E-Mail |
mit_ueno@icloud.com(上野),mshirai@tmu.ac.jp(白井) | ||
授業関連Webページ /Course website |
http://www.jma.go.jp/jma/index.html(上野),http://www.comp.tmu.ac.jp/g-g-shirai/(白井) | ||
更新日 /Last updated |
2020/02/25 11:18:11 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
(a)主題:地学(地球科学)は,我々の住む地球という星や周辺の天体で営まれている,様々な時間スケールや空間スケールの自然現象について理解するための学問である.本科目ではこれらの自然現象の基本的な性格について概説する. (b)達成目標 ・地球科学に特有の,時間スケールと空間スケールを理解する. ・自然環境・自然災害と人類活動の関わりについて,科学的な合理性に基づいて考えることができるようになる. ・教職課程の教科「理科」に関する専門科目として,「地学」に関する分野での最低限の知識を修得する. |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
特になし |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
特になし |
教科書等 /Course textbooks and materials |
教科書は使用せず,授業中に資料を配布する.参考書:小倉義光著「一般気象学【第2版補訂版】」(東大出版会,2016年,ISBN:9784130627252)(上野) 教科書は使用せず,授業中に資料を配布する.参考書は授業中に適宜紹介する.(白井) |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
(a) 授業内容 第1回 大気の鉛直構造と放射:太陽放射と地球放射,オゾン層,温室効果(上野) 第2回 大気の熱力学:大気の静的安定性,断熱気温減率,静水圧平衡(上野) 第3回 降水過程:凝結過程,併合過程,氷晶過程(上野) 第4回 大気の力学:大気に作用する力と力の釣り合い,コリオリ力,地衡風(上野) 第5回 大規模な大気現象:子午面循環,モンスーン,エンソ,温帯低気圧(上野) 第6回 メソスケール現象:台風,積乱雲とメソ対流系,局地風(上野) 第7回 地球温暖化と大気環境問題:気候変化,大気汚染,ヒートアイランド(上野) 第8回 宇宙と地球の成り立ち:宇宙と恒星の進化,太陽系の誕生,地球の構造(白井) 第9回 プレートテクトニクス:プレートの一生,地震と断層,マントル対流(白井) 第10回 火山と岩石の形成:マグマと火山,火成岩の種類,鉱物と岩石(白井) 第11回 地形と地層の形成:侵食地形と堆積地形,堆積岩,地層の形成(白井) 第12回 変成岩/日本列島の成り立ち:変成作用,付加体,日本海の形成(白井) 第13回 地球史概観:化石,絶対年代,地質時代,大量絶滅(白井) 第14回 自然災害と人類:津波,土砂災害,自然環境・災害と人類活動(白井) 第15回 期末試験および解説(上野・白井) (b) 授業の進め方 講義はパワーポイントによる.授業中に当日の授業内容を対象として小テストを実施する.(上野) 講義はパワーポイントによる.重要な事項の理解を深めるため,複数回のレポートを課す.また毎回簡単な課題を出す.(白井) |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
・小テストの答えが不明だった箇所については復習を通じてその都度不明点を解消しておく.(上野) ・日頃から気象や環境問題に興味を持って報道などに接し,報道内容に不明な点があればその都度調べる.(上野) ・各回の授業内容に関して,中学校または高等学校の教科書の該当部分を一通り読み,自分が理解できない部分を認識した上で受講すること.(白井) ・複数回のレポート作成を課す.授業内に示す課題や授業内の課題やレポート作成をきっかけに,自分が興味を持った問題,納得がいかない問題を,自主的に調べることを薦める.その上での質問は歓迎します.(白井) |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
(a)成績評価方法 期末試験65%、小テスト15%、レポート20% (b)評価基準 100点満点中60点を最低達成基準とする. 大気の素過程を水蒸気や地表面の効果まで含めて説明でき,様々な大気現象の成り立ちや人間活動の大気や海洋への影響およびその過程を一通り理解していること.(上野) プレートテクトニクス,岩石の形成,地球の歴史についての基本的な項目と,それらの項目がどのように推定されているかを一通り理解していること.(白井) |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
授業直後.また質問等は電子メールでも受け付ける. |
学生へのメッセージ /Message for students |
自然災害を含めた自然環境と,人類活動との関わりを理解するためには,「人間の都合」だけでなく,「地球の営み」についてある程度の知識を持つことが不可欠です.地学の話題は多岐にわたり,各回の内容を満遍なく理解するのは大変ですが,自分が興味を持つか持たないかで,理解の度合いは大きく変わります.まずは各回で自分の興味の持てる事柄や,身の回りの出来事に関連する事柄を見つけるようにして下さい. |
その他 /Others |
特になし |
キーワード /Keyword(s) |
気象,気候,海洋,地球温暖化,大気環境問題(上野) プレートテクトニクス,岩石の形成,地球の歴史,自然災害と自然環境(白井) |