シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
道徳教育論 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Study of Moral Education | ||
科目番号 /Code |
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開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
1/2/3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
教職科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
西野 真由美 | ||
居室 /Office |
非常勤講師 | ||
公開E-Mail |
may@nier.go.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
なし | ||
更新日 /Last updated |
2020/03/01 12:17:58 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
(a) 主題: 学校における道徳教育は、学習指導要領において「学校の教育活動全体を通じて行う」と定められている。道徳の授業だけが道徳教育ではない。教科学習をはじめ学校における様々な活動が道徳教育と関わっているのである。本授業では、道徳教育をできる限り広い視点で捉え、かつ、教師となる皆さん自身の身近な問題として捉えることができるよう、学校における道徳教育の在り方を様々な角度から考えていきたい。 (b) 達成目標: 教員をめざす者として、学校教育やカリキュラムの在り方を道徳教育の視点から捉え、道徳教育の進め方について、様々な異なる考えの人と意見交換しながら自分の考えを形成していく力を育てる。 |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
なし |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
なし |
教科書等 /Course textbooks and materials |
授業テーマ別にレジュメを配布するとともに、テーマごとに参考文献を提示する。 |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
(a) 授業内容 以下のテーマで実施する。 第1回:イントロダクション。道徳教育に関する体験を振り返って課題を考える。 第2回:学習指導要領における道徳教育の考え方を理解する。 第3回:「道徳とは何か」様々な定義を通して道徳の問題領域をつかむ。 第4回:「道徳を教えるとは?」学校において道徳を教える・学ぶとはどういうことかを具体的に考える。 第5回:「道徳教育の歴史」戦前の道徳教育の特徴と問題点をつかむ。 第6回:道徳教育理論1 道徳教育における教師の役割 第7回:道徳教育理論2 道徳性の発達 第8回:道徳教育理論3 コミュニケーションと道徳 第9回:道徳教育理論4 徳育論の可能性 第10回:道徳教育のカリキュラム開発論 第11回:カリキュラム開発の課題1 授業理論と評価 第12回:カリキュラム開発の課題2 情報社会における道徳教育 第13回:カリキュラム開発の課題3 科学技術と道徳教育 第14回:カリキュラム開発の課題4 現代的な諸課題と道徳教育 第15回:カリキュラム開発の課題5 道徳教育におけるキャリア教育 (b) 授業の進め方: 毎回の授業は、レジュメを配布して行う。 また、ほぼ毎回、グループワークと討論を行い、出された意見を反映して授業を進める。 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
授業は、グループワークと討論を中心に進めていくため、配布したレジュメについては、各自で目を通すこと。その上で、関心を持ったテーマについて参考文献を選択してレポートを作成し、理解を深めてほしい。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
(a)成績評価: レポートと期末試験、および授業におけるグループワークへの貢献(平常点)により総合的に評価を行う。 期末試験 35% レポート 40% 平常点 25% (b) 評価基準: レポート提出のない者、出席状況が三分の一以下の者は不可とする。 学校における道徳教育の在り方について、授業を通して自分なりの考えを形成し、試験及びレポートを通して自分の意見を表現できることをもって最低達成基準とする。 |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
特に設けない。質問等は授業後に受け付ける。 |
学生へのメッセージ /Message for students |
教師には、子ども、保護者、同僚教員など、様々な考えを持つ多様な人々とのコミュニケーションが求められます。授業では、討論や共同作業の機会を多く持ちますので、皆さんのコミュニケーション力を高めてください。 |
その他 /Others |
単位取得には所定の書式によるレポート提出が必須となります。初回の授業で説明しますので、必ず期限内に提出してください。レポート未提出者の単位取得は認めません。 |
キーワード /Keyword(s) |
道徳教育, カリキュラム・マネジメント,アクティブ・ラーニング |