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講義概要/Course Information
2020/04/28 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
教育原理A(集中)
英文授業科目名
/Course title (English)
Principles of Education A
科目番号
/Code
開講年度
/Academic year
2020年度 開講年次
/Year offered
1/2/3/4
開講学期
/Semester(s) offered
後学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
教職科目
開講学科・専攻
/Cluster/Department
情報理工学域
担当教員名
/Lecturer(s)
佐々木 啓子
居室
/Office
東1-601(教職課程支援室内)
公開E-Mail
/e-mail
開講までに公開
授業関連Webページ
/Course website
なし
更新日
/Last updated
2020/03/02 18:40:43 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標
/Topic and goals
今日、私たちが教育としてとらえているもののルーツを、主に西洋の教育思想の変遷を辿ることによって明らかにし、教育という私的な営みが、近代国家の成立とともに公教育として制度化するプロセスを理解する。また、日本の近代化が教育の普及とどのように関連していたかを社会経済的変化のなかでとらえるとともに、変動する今日、教育はいかなる役割を担うべきかを検討する。
前もって履修
しておくべき科目
/Prerequisites
特になし
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目
/Recommended prerequisites and preparation
教職論
教科書等
/Course textbooks and materials
適宜、資料を配付します。
授業内容と
その進め方
/Course outline and weekly schedule
【授業内容】
第1回:イントロダクション
第2回:古代の教育思想:古代ギリシャ・ローマ、孔子・孟子
第3回:中世の教育:コレージュの教育、徒弟制度、自由都市における実学教育、大学の起源
第4回:中世から近代へ:「子ども期」の発見、「教育」の誕生、
第5回:宗教改革と教育、ルター、汎知主義と教育、コメニウス
第6回:啓蒙主義の教育思想①J.ロック、
第7回:啓蒙主義の教育思想②J-J.ルソー、
第8回:啓蒙主義の教育思想③I.カント
第9回:近代教育思想:ペスタロッチ、ヘルバルト、
第10回:国民国家の形成と教育:フランス第三共和制下、プロイセン・ドイツの教育
第11回:公教育の制度化
第12回:アメリカ民主主義と学校教育:J.デューイ
第13回:日本の近代化と教育
第14回:戦後日本の教育改革と教育の拡大
第15回:教育改革の世界的動向


実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
授業時間外の学習
(予習・復習等)
/Preparation and review outside class
授業で取り上げる教育思想家の著書をできるだけ読んでください。
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
/Evaluation and grading
試験:60%、課題の提出:20%、出席状況など20%
単位認定には最低3分の2の出席が必要。
オフィスアワー:
授業相談
/Office hours
5分以内の相談であれば随時、受け付けます。それ以上の相談は事前にアポイントメントをとって下さい。
学生へのメッセージ
/Message for students
教職科目として最も基礎的な科目です。教員免許状取得のための必修科目ではありますが、近年の教育学、社会学、思想史、社会史などの知見を取り入れ、教職教養として必要な内容を盛り込んだ講義にしたいと思っています。
その他
/Others
特になし
キーワード
/Keyword(s)
西洋教育史、近代日本の教育制度、