シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
理科教育法Ⅳ | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Educational Methods for Sciences Ⅳ | ||
科目番号 /Code |
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開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
2/3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
教職科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
鈴木 勝・○浅羽 宏 | ||
居室 /Office |
教職課程支援室(東1-601),東1-103(鈴木) | ||
公開E-Mail |
m-suzuki@e-one.uec.ac.jp(鈴木) | ||
授業関連Webページ /Course website |
特になし | ||
更新日 /Last updated |
2020/03/25 15:35:45 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
学校・高等学校における学習指導要領の理科の目標及び内容を理解し、これを具体的な授業の中でどのように活かしていくかを実践できる資質と能力を育成する。指導者としての立場から各単元の科学的な内容を十分に理解し、実験や実習を多く取り入れた理科の指導法を学ぶ。さらに、生徒が主体的に学習を行って理解を深め、科学的な見方や考え方の基礎が養われるような教育方法を体験的に理解していくことを目指す。実験や実習の実施に必要な知識や技能等の内容を確認し、理科教員としての総合的な資質を高めることを目標とする。 |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
教育心理学 教職論 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
特になし |
教科書等 /Course textbooks and materials |
(1)中学校学習指導要領解説(理科編) (2)高等学校学習指導要領解説(理科編) (3)中学校理科教科書1年生~3年生用(出版社を問わない) (4)高等学校理科教科書(出版社を問わない「化学基礎」「生物基礎」「生物」などの各教科書)他に必要な資料は、必要に応じ配布。[浅羽] (5)高等学校理科教科書(出版社を問わない「物理基礎」「物理」の教科書)他に必要な資料は、必要に応じ配布。[鈴木] 授業内容と |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
(a)授業内容 第1回:イントロダクション[鈴木、浅羽] 第2回:理科における実験観察の意義と身の回りの自然への理解 [浅羽] 描図の意義と実例、顕微鏡の取扱い、簡易プレパラート作成法、身近な生物的世界への理解、グループ学習の方法と実践 第3回: 恒常性の維持と調節 [浅羽] 神経系とホルモンの働き(理解のための方法論)、内臓諸器官の構造と機能への理解、自律神経の働き(血糖量調節) 第4回:植物の調節とホルモン、生物の生態と環境 [浅羽] 膨圧運動と浸透圧、気孔の機能と植物ホルモンの働き、日本と世界の植生とバイオーム、学校の植物調査の方法と実践 第5回:生物進化と実験観察 [浅羽] 進化論とその展開、進化の証拠とその理解、内臓器官と進化、頭骨や骨格の形態と進化、実験観察の実践、生物分野の授 業指導の検討 第6回:化学実験の基本操作 [浅羽] 実験器具とその基本的な扱い、ガラス器具や薬品の扱い方、実験上の注意と危険回避、ガスバーナーの扱い方、化学分野 の授業指導案の検討、班での討議 第7回:いろいろな気体や水溶液とその性質 [浅羽] いろいろな物質とその性質、密度、気体の性質と発生、身近な気体の特徴と性質、身近な素材からの分子模型の作成 第8回:化学変化と原子・分子、発表会と討議 [浅羽] 原子と分子、化学変化と物質、模擬的授業の発表会と討論、前半のまとめ 第9回: 理科実験の設計[鈴木] 実験指導での注意点、報告書指導での注意点 第10回: 模擬授業-模擬実験(1)中学校理科(音の共鳴)[鈴木] 第11回: 模擬授業-模擬実験(2)高等学校理科(光の干渉と回折格子)[鈴木] 模擬実験と報告書の作成 第12回: 理科教育におけるICTの利用[鈴木] ICTの有用性と注意点、ICT利用の実例 第13回:物理現象と日常的・体験的な物理認識[鈴木] FCI(力学概念調査)と素朴概念 第14回: 新しい授業の試み[鈴木] 講義を基本する方法:ピアインストラクション 演習と生徒実験を基礎とする方法:チュートリアル 第15回: まとめ[鈴木] (b)授業の進め方 各単元の基礎概念・基本的知識を理解し、分かりやすく教えられるようにする。身近な現象や実験観察を通して、生徒が自然の事物・現象に進んで関わり、科学的に探究する態度を養うことができるような方法や工夫を体験的に学ぶ。また、受講者相互のディスカッションを通して、教えるべき内容をどのように指導するかという観点を、指導者が常に意識し確認できるような主体的学習を行う。[浅羽] 授業後半では、理科実験の設計と指導について模擬実験を体験すること習得する。またICTの利用に触れる。その後、日本・欧米の新しく試みられている理科教育の実例を学ぶ。授業では受講者間でディスカッションを重視する。[鈴木] |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
国立・公立高等学校における36年間の授業実践に基づき、理科教育の方法や教材開発、授業の工夫などについても指導する。[浅羽] |
授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
授業内容を学校現場での扱いにどう対応させるかを理解するために、中学校や高等学校の教科書も随時参照し、教師としてどう教えていべきかを常に考えていく。[浅羽] 学科カリキュラムの中で行われる授業や実験が、中学校や高等学校の教育とどのようにつながっているかを考えること。[鈴木] |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
定期試験、各時間の小テスト、提出物、学習活動への参加状況などにより総合的に評価する。 |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
質問等は電子メールでも受け付ける。質問等は月曜日、17時50分~18時20分 [浅羽] 質問等はまたは電子メールでアポイントとるか授業終了後に受け付ける。[鈴木] |
学生へのメッセージ /Message for students |
実験や観察を通して理科の面白さを自ら感じ、広く自然科学の様々な分野に興味や関心を持てるような理科好きの生徒を育てられる教師を目指してほしい。[浅羽] 理科の教師を目指す学生にというだけでなく、全ての電通大の学生に対して、身の回りの自然、道具、機械などがどのようになっているのかを、自分自身のことばで説明できるようになって頂きたい。[鈴木] |
その他 /Others |
特になし |
キーワード /Keyword(s) |
理科教育法 |