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講義概要/Course Information
2020/04/28 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
論理設計学
英文授業科目名
/Course title (English)
Logic Circuit Design
科目番号
/Code
COM302a COM302b COM302c COM302d
開講年度
/Academic year
2020年度 開講年次
/Year offered
2
開講学期
/Semester(s) offered
前学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
専門科目
開講学科・専攻
/Cluster/Department
Ⅰ類
担当教員名
/Lecturer(s)
吉永 努
居室
/Office
西10-622
公開E-Mail
/e-mail
yoshinaga@uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
https://uecdisk.cc.uec.ac.jp/index.php/s/eMqEVOknDVSF7Bp
更新日
/Last updated
2020/03/05 14:36:17 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標
/Topic and goals
(a)主題:
今日、コンピュータはもちろんのこと、電卓、時計、ケータイやスマートフォン、カメラ、家電機器、自販機、自動車の制御機器など身の回りの多くの製品や機器にロジック(論理)ICが組み込まれている。このような、ディジタル機器の機能は、1と0の2値の論理により構成されている。本授業では、ディジタル機器が、具体的にどのような原理に基づいて動作しているのか、どのような構造になっているか、また、トランジスタ等の素子を組み合わせて目的とする機能を実現するためにどのような手法があるのかを学ぶ。

(b)達成目標:
(1)コンピュータの基本的な原理・動作を具体的にイメージできる。
(2)単純なディジタル回路の動作を論理素子のレベルで理解できる。
(3)簡易な機能のデジタル回路を設計できる。
前もって履修
しておくべき科目
/Prerequisites
なし
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目
/Recommended prerequisites and preparation
なし
教科書等
/Course textbooks and materials
なし。適宜、講義資料を配布する。
授業内容と
その進め方
/Course outline and weekly schedule
(a)授業内容:
第 1回  論理回路概要 (イントロダクション)
第 2回  数の表現
第 3回  2進数の演算
第 4回  論理関数
第 5回  ブール代数
第 6回  論理式の簡略化
第 7回  組合わせ回路
第 8回  フリップフロップ
第 9回  非同期式カウンタ
第10回  同期式カウンタ
第11回  特殊なカウンタ
第12回  簡易なディジタル回路の設計1
第13回  簡易なディジタル回路の設計2
第14回  論理回路素子
第15回  演習(期末試験)とその解説

(b)授業の進め方:
プロジェクタや黒板を用いて内容を説明し,補助的な情報は必要に応じて資料を配布する.講義以外に演習および宿題を課すことがある。講義の順序・内容は、学習の進行状況により変わることがある。
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
授業時間外の学習
(予習・復習等)
/Preparation and review outside class
各回の授業は、それ以前の授業内容を理解していることが前提となるため、十分復習をしておくこと。
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
/Evaluation and grading
(a)成績評価方法
宿題、期末試験の結果を以下により総合的に評価する。
宿題:   20%
期末試験 : 80%

(b)評価基準
(1)コンピュータの基本的な原理・動作を具体的にイメージできる。
(2)単純なディジタル回路の動作を論理素子のレベルで理解できる。
(3)簡易な機能のデジタル回路を設計できる。
オフィスアワー:
授業相談
/Office hours
事前にE-Mailで予約をとること。
学生へのメッセージ
/Message for students
「論理回路」は、これからのIT社会を支えるさまざまなディジタル機器やシステムを実現するための基礎となる技術であり、ハードウェア技術者を目指す人のみならず、ソフトウェア技術者を目指す人であってもシステムの動作原理を理解し発展させるためには、ディジタル回路の基本を理解しておく必要がある。授業内容をひとつずつ理解していけば、難しい内容ではない。授業で理解できない場合は、オフィスアワーに聞きにくることを薦める。
その他
/Others
なし
キーワード
/Keyword(s)
ディジタル回路、組合せ論理回路、順序回路、フリップフロップ、カウンタ、
シフトレジスタ、ブール代数