シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
電気・電子回路 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Electric and Electronic Circuit | ||
科目番号 /Code |
ELE301a ELE301b ELE301c ELE301d | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
2 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
Ⅰ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
板倉 直明 | ||
居室 /Office |
西5-403 | ||
公開E-Mail |
ita@se.uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
https://webclass.cdel.uec.ac.jp/ | ||
更新日 /Last updated |
2020/04/16 10:45:10 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
情報機器や情報通信ネットワークなどを適切に活用するためには、使われる機器内の電気・電子回路の基礎的知識が必要である。前半では、抵抗のみで構成される電気回路において、電気回路の基礎を学び、回路方程式が微分方程式となる電気回路の過渡現象を理解すると同時に、交流理論を用いて電気回路の周波数特性を理解する。後半では、電子回路の基本となるモデルをしっかり学び、増幅回路の動作を理解し、応用できる能力を習得する。 |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
微分積分第一・第二、線形代数第一・第二、解析学 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
なし |
教科書等 /Course textbooks and materials |
教科書:佐々木浩一、富岡智(著)、「エッセンス 電気・電子回路」、共立出版 参考書:杉山進、田中克彦、小西聡(共著)、「電気電子回路 -アナログ・ディジタル回路-」、コロナ社 参考書:藪哲郎(著)、「世界一わかりやすい電気・電子回路」、講談社 |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
【授業概要】 情報機器や情報通信ネットワークに使われる機器内の電気・電子回路を理解するために、授業期間の前半では、電気回路の入門として、抵抗のみで構成される電気回路の取り扱い方を説明する。次にインダクタンスやキャパシタンスを含む回路において、必要となる線形微分方程式の解法について説明する。さらに、正弦波定常状態における回路現象を解析する手法を説明する。後半では、電子回路の入門として、周波数特性、フィルター、能動素子のモデル化を説明した後、トランジスタ回路の基礎、トランジスタ増幅回路、オペアンプ増幅回路について説明する。 【授業計画】 第1回:ガイダンス(電気・電子回路を学ぶ意味) 第2回:キルヒホッフの法則と回路素子の性質 第3回:回路方程式と回路における諸定理 第4回:正弦波交流回路(振幅と位相、フェザー表示など) 第5回:正弦波交流回路(インピーダンスなど) 第6回:正弦波交流回路(RC回路) 第7回:正弦波交流回路(RLC回路) 第8回:交流の電力および実効値 第9回:交流回路の周波数特性 第10回:過渡現象 第11回:ダイオードとトランジスタ 第12回:トランジスタ増幅回路 第13回:オペアンプ(基礎) 第14回:オペアンプ(各種回路) 第15回:期末試験および試験の解説 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
毎時間、授業内容に関して充分な予習、復習をすること。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
(a)評価方法 期末に行うテストの成績に基づき評価を行う。 (b)評価基準 電気・電子回路全般に必要な基本知識、理論などを理解し、解くことができることを最低基準とする。 |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
適宜相談に応じるが、メールなどで事前にアポイントを取ること。 |
学生へのメッセージ /Message for students |
I類の学生として最低限の電気電子回路の知識を身に着けて欲しい。 授業についていくために予習、復習を怠らないようにすること。 |
その他 /Others |
なし |
キーワード /Keyword(s) |
直流回路、交流回路、周波数特性、微分回路、積分回路、トランジスター、オペアンプ |