シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
離散数学 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Discrete Mathematics | ||
科目番号 /Code |
MTH205a MTH205b MTH205c MTH205d | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
1 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
Ⅰ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
植野 真臣 | ||
居室 /Office |
西10-431 | ||
公開E-Mail |
uenoの後に @ai.is.uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
http://www.ai.is.uec.ac.jp/lecture/ | ||
更新日 /Last updated |
2020/03/11 14:29:03 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
学校で科学を学ぶ主な理由は科学的知識を学ぶことではなく、科学的方法を学ぶことである。 離散数学は、すべての情報系の基礎となる数学であるが、論理的なリテラシーをつけるための非常に良い機会になるであろう。誤った論理を見破ったり、アルゴリズムの欠陥を見破る力が養成される。本授業では、以下の具体的目標を持つ。 1 数学における基本的な用語 (集合,論理,写像,関係、グラフ) を 正しく使うことができる 2 数学における基本的な証明を正しく行うことができる 3 誤った証明を見破ることができる |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
なし |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
なし |
教科書等 /Course textbooks and materials |
教科書:なし.講義資料を毎回用意する 参考書: イラストで学ぶ離散数学、伊藤大雄、講談社 はじめての離散数学,小倉久和、近代科学社 離散数学への招待 :J.マトウシェク/J.ネシェトリル 丸善出版 やさしく学べる離散数学:石村園子 共立出版株式会社 コンピュータサイエンスのための離散数学:守屋悦朗 サイエンス社 |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
(a) 授業内容 第1回::命題と証明 第2回:集合の基礎、全称記号、存在記号 第3回:命題論理 第4回:述語論理 第5回:様々な証明法 (1)(含意を含む命題、対偶、必要十分条件、場合分け、背理法) 第6回:様々な証明法 (2)(含意を含む命題、対偶、必要十分条件、場合分け、背理法) 第7回:様々な証明法 (整列集合と数学的帰納法) 第8回:集合の同等性と冪集合、ラッセルのパラドックス、集合理論 第9回: 写像(関数) (1):像、逆像、恒等関数 第10回:写像 (関数) (2) :単射、全射、全単射 第11回:写像と関係:二項関係、完全、反射、対称、反対称、推移性 第12回:同値関係と類別(分割) 第13回:順序関係:半順序集合、ハッセ図、全順序集合、上界と下界 第14回:関係の閉包 第15回:再帰的定義 (b) 授業の進め方 授業時間中には、講義と演習を織り交ぜる。 演習はほぼ毎回レポートを提出する。また、必須ではないが学習システムでの演習にも取り組んでもらう。 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
復習と演習は必ずやるようにお願いしたい。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
評価方法:レポート、期末試験、演習で評価する. 評価基準: (1) 離散数学における基本的な用語 (集合,論理,写像,関係) を正しく使うことができる. (2) 離散数学における基本的な証明を正しく行うことができる. |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
毎週 火曜日 5時限 |
学生へのメッセージ /Message for students |
離散数学は、コンピュータサイエンスの基礎とともに、みなさんの論理的な思考そのものを伸ばすトレーニングのための授業にもなります。論理的なリテラシーを身につけ,誤った論理を見破ったり、アルゴリズムの欠陥を見破れるよになることを目指します。 |
その他 /Others |
なし |
キーワード /Keyword(s) |
命題,証明,背理法,集合,全称記号,存在記号,命題論理,述語論理式,部分集合,直積,冪集合,写像,関数,像,逆像,全射,単射,全単射,二項関係,同値関係,半順序,全順序,ハッセ図,関係の閉包,数学的帰納法,再帰的定義, グラフ,アルゴリズム |