シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
品質管理第一 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Quality Control Ⅰ | ||
科目番号 /Code |
MSS404b | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
2 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
Ⅰ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
田中(健)・椿・西・金・山本(渉) | ||
居室 /Office |
東2号館・西5号館 | ||
公開E-Mail |
講義時間にお知らせする | ||
授業関連Webページ /Course website |
WebClass | ||
更新日 /Last updated |
2020/03/02 18:49:37 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
日本独自の発展を為し,世界各国に広がった日本的品質管理の概念,基本的考え方,品質管理手法を講述する。品質管理の考え方はあらゆる業務に適用可能であり、本講義により自らの学習の質を高め、かつ世の中に出たときに質の高い仕事なしうることを目標とする。 まずは日本の品質管理とその概念の発展を俯瞰する。次に統計的な現状把握手法である、検査手法と品質管理7つ道具を講述する。それからデータに基づいて品質向上を客観的に進めるためのアプローチとして要因解析のための多変量解析手法と、実験によってデータを取得して品質向上を客観的に進めるための実験計画法を講述する。そして顧客志向の品質に加えて、品質コストを決める重要な概念である信頼性、また社会的な品質の評価である安全性について講述し、本講義全体で日本の最先端の品質管理をカバーする講義とする。 |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
2年前期までの必修科目 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
2年前期までに取得しておくことが望ましい選択科目 |
教科書等 /Course textbooks and materials |
秋までに指定する予定。 |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
第 1回:品質管理の基礎概念(1)品質とは、顧客志向、 SQC、標準化 第 2回:品質管理の基礎概念(2)TQC 第 3回:品質管理の基礎概念(3)TQM 第 4回:統計的手法による品質経営(1)抜き取り検査 第 5回:統計的手法による品質経営(2)QC7つ道具 第 6回:統計的手法による品質経営(3)管理図1 第 7回:統計的手法による品質経営(4)管理図2 第 8回:統計的手法による品質向上(1)要因解析1、相関分析、回帰分析 第 9回:統計的手法による品質向上(2)要因解析2、主成分分析、判別分析 第10回:統計的手法による品質向上(3)実験計画法:要因、因子、効果、交互作用、フィッシャーの3原則、1元配置分散分析 第11回:統計的手法による品質向上(4)実験計画法:2元配置分散分析 第12回:統計的手法による品質向上(5)実験計画法:一部実施実験、田口の直交表 第13回:信頼性と安全性(1)信頼性工学入門 第14回:信頼性と安全性(2)安全性工学入門 第15回:信頼性と安全性(3)人と組織の安全性 定期試験 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
授業内容の項目ごとの理解度を講義中にレポート課題を課して確認し、総合理解度を期末試験で確認するので、学生には定期的な復習を求める。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
授業期間中に課すレポート課題と期末試験の合計点によって評価する。合格の最低基準は,演習課題の復習問題や同程度の類題を解くことができる学力を身につけていること、とする。 |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
講義の初回にお知らせする。 |
学生へのメッセージ /Message for students |
2年生に向けて品質管理検定(QC検定)3級のレベルの内容とする予定です。ぜひ履修してください。 |
その他 /Others |
特になし |
キーワード /Keyword(s) |
品質管理、SQC、TQM、実験計画法 |