シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
音響信号処理 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Audio Signal Processing | ||
科目番号 /Code |
ELE601a | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
3 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
Ⅰ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
羽田 陽一 | ||
居室 /Office |
東3号館 825 | ||
公開E-Mail |
haneda.yoichi@uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
https://www.edu.cc.uec.ac.jp/~ha000951/htsecure/ | ||
更新日 /Last updated |
2020/02/21 10:09:58 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
現代の音響製品,音響ソフトウェアの研究開発には音響の知識のみならず,ディジタル信号処理や応用数学に精通している必要がある。本講義では,ディジタル信号処理の基礎を学びつつ,音響信号処理とこれまで学んできた知識との関係を俯瞰し,理数基礎科目および専門基礎科目と専門科目とのつながりを体得することを目標とする。 |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
応用数学第一,複素関数論,理数基礎科目全般 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
インタラクティブシステム |
教科書等 /Course textbooks and materials |
特に指定はないが,下記の参考書を利用すると良い (1)「音響学入門」鈴木ほか,コロナ社 (2) 「音のなんでも小辞典」,日本音響学会編,講談社 |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
(a)授業内容 第1回 音の三要素と物理 第2回 音のディジタル化とサンプリング 第3回 フーリエ変換と音の分析 第4回 システムと畳み込み演算 第5回 フィルタ処理 第6回 ディジタルリバーブと畳み込み演算 第7回 ディジタルオーディオプレイヤーと聴覚心理 第8回 音声分析合成の基礎 第9回 イコライザーと逆フィルタ 第10回 アクティブノイズキャンセリングの基礎と最小二乗法 第11回 音像定位と空間音響 第12回 スピーカアレー処理技術とその応用 第13回 マイクロホンアレー:音源位置推定と指向性制御 第14回 楽器の科学 第15回 期末試験とその解説・まとめ (b)進め方 プロジェクターに授業内容を提示しながら,説明を行うとともに,学生との対話による理解促進を行う。 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
日本電信電話株式会社における音声コミュニケーション端末のソフトウェア開発に携わった経験をもとに,音響信号処理理論の実用化方法についての理解を促進する。 |
授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
事前に授業内容にある用語について調べてくること。授業後においては,授業で習ったワードの周辺についても興味を持って自分で調べることを勧める。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
毎回出席を取り,欠席が4回以上の者には期末試験の受験資格がない。期末試験の点数により,評価する。 |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
適宜相談に応じるが,電話などで事前にアポイントを取ること。 |
学生へのメッセージ /Message for students |
音という身近な存在を工学的なセンスでとらえると,これまで履修してきた数学と密接に関係していることがわかる。ぜひ,授業を通して,基礎科目が今後の研究において重要であることを再認識してほしい。 |
その他 /Others |
特になし。 |
キーワード /Keyword(s) |
音,音響,オーディオ,応用数学 |