シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
応用数学B | ||
---|---|---|---|
英文授業科目名 /Course title (English) |
Applied Mathematics B | ||
科目番号 /Code |
MTH401e MTH401f MTH401g MTH401h MTH401i | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
2 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
Ⅱ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
鈴木 淳 | ||
居室 /Office |
西10-343 | ||
公開E-Mail |
junsuzuki@uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
http://www.q-phys.lab.uec.ac.jp/ | ||
更新日 /Last updated |
2020/03/02 10:09:05 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
授業の主題 本授業では、前半で電磁気学や流体力学などの学習に不可欠である空間的な物理量・情報量を取り扱う数学的道具として「ベクトル解析の入門」を、後半では力学、電気回路・電磁気学、通信理論など様々な分野で連続的な物理量・情報量を取り扱う際に必要な「微分方程式の解法」をテーマとする。 授業の到達目標 「ベクトル解析の入門」では、空間的な物理量の関係を数学的に記述でき、それから導かれる結果の意味を理解できること、「微分方程式の解法」では、典型的な微分方程式と偏微分方程式の基本的な解法を修得することを目標とする。 |
---|---|
前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
線形代数一,線形代数二,微分積分一,微分積分二,応用数学,複素関数論,解析学,基礎電磁気学,基礎電気回路 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
なし |
教科書等 /Course textbooks and materials |
教科書は特に指定しない. 参考書: ・金原粲 監修、吉田貞史 他5名共著「電気数学」(実教出版) ・和達三樹著「物理のための数学」(岩波書店) ・戸田盛和著「ベクトル解析(理工系の数学入門コース 3)」(岩波書店) ・大石進一著「フーリエ解析(理工系の数学入門コース 6)」(岩波書店) |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
授業内容: 前半ではベクトル解析を学ぶ際に必要な定義、性質や定理について、後半では微分方程式の基本的な解法についての講義を行う。授業では具体例を用いながら、電磁気学や電気回路などの基礎科目の学習の際に必要な数学的道具として使えることを目標にし、講義を進める。 授業の進め方: 以下の内容で行う.第1回の授業にガイダンスを行うので必ず参加すること. 第1回:ベクトルの内積・外積、ベクトルの微分 第2回:勾配,発散,回転 第3回:線積分 第4回:面積分 第5回:体積分 第6回:ガウスの定理、ストークスの定理 第7回:ナブラに関する公式 第8回:1階常微分方程式、1階線形微分方程式 第9回:2階同次微分方程式 第10回:2階非同次微分方程式 第11回:偏微分方程式(双曲型) 第12回:偏微分方程式(放物型、楕円型) 第13回:微分方程式とラプラス変換 第14回:フーリエ変換の偏微分方程式への応用 第15回:まとめ 期末試験 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
|
授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
毎回の授業の復習. 講義内容に関連した演習問題を必要に応じて出題する. |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
成績評価方法: 演習問題,中間試験,期末試験の成績に基づいて評価する. 評価基準: 演習問題,中間試験,期末試験の成績の合計が6割以上で合格とする. |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
授業後に相談を受け付ける.それ以外は事前にメール等で連絡を取ること. |
学生へのメッセージ /Message for students |
電磁気学や流体力学などの理解にベクトル解析や微分方程式は必須の道具です. 応用数学Bは積み上げの学問なので,毎回の講義を十分に復習して次回に臨んで下さい. |
その他 /Others |
なし |
キーワード /Keyword(s) |
ベクトル解析,線積分,面積分,体積積分,微分方程式,偏微分方程式,フーリエ変換,ラプラス変換 |