シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
メディアネットワーク | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Media Network | ||
科目番号 /Code |
COM503e | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
3 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
Ⅱ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
吉浦 裕 | ||
居室 /Office |
西6-611 | ||
公開E-Mail |
yoshiura@uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
キーワード「吉浦研究室」でグーグル検索してください | ||
更新日 /Last updated |
2020/03/13 10:52:18 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
コミュニケーションは,個人の日常会話から組織の情報伝達,社会への情報発信など多岐にわたっており,人間の最も普遍的で重要な活動です.コミュニケーションの形態・機能は,コンピュータネットワークやスマートフォンを用いたWeb,ソーシャルメディア/ゲーム,動画配信,ビデオ会議,チャット,オンラインフリーマーケット等によって急速に拡大し多様化しています. メディアネットワークの主題は,これらのコミュニケーションツールを理解し,新しいコミュニケーションツールを自ら発想・研究する能力を身につけることです.そのために,現代の様々なコミュニケーションツールの基礎となっているWebシステムを理解することおよび,今後ますます重要になるネットワークプログラミングの習得を目標とします. 加えて,情報セキュリティの多くの問題,たとえば,個人情報の漏えい,マルウェア感染,不正侵入,オンライン誹謗中傷はWebを通じて行われますので,Webの仕組みを理解することは,情報セキュリティの習得の前提としても重要です. |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
アルゴリズムとデータ構造およびプログラミング演習 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
計算機アーキテクチャ |
教科書等 /Course textbooks and materials |
参考図書: たにぐち まこと:よくわかるPHPの教科書 【PHP5.5対応版】,マイナビ出版社 (2014/3/8) |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
講義と実習の二部構成とします.講義では,コンピュータネットワークおよびWebシステムの原理,機能の説明,最新のコミュニケーションツールの紹介を通じて,コミュニケーションツールの理解と発想のための幅広い知識を学びます.実習では,様々なコミュニケーションツールの基礎となるWebシステムを取り上げ,ホームページの具体的な作成実習を通じて,Web技術を習得し、ネットワークプログラミングの基礎を身につけます. (1)コミュニケーションツールの講義 ・コンピュータネットワークの発展と関連技術 ・インターネットの技術概要 ・Webシステムの構造と機能 (2)コミュニケーションツールの実習 ・ホームページ掲載までの全体的な流れ ・HTML5とCSSによるホームページ作成 ・PHPによる様々な対話機能(アンケート,掲示板,チャット)およびセキュリティ(パスワード,クロスサイトスクリプティング対策) 下記のスケジュールで進めます. <コミュニケーションツールの講義> 第1回:講義の目的と進め方 第2回:Webシステムの機能と構成 第3回:インターネット技術の概要 <コミュニケーションツールの実習> 第4回:ホームページの構想,HTML,PHP,Apache概説 第5回:アンケートの記録, サーバセッティングの流れ 第6回:アンケートの集計,表示,クロスサイトスクリプティング対策 第7回:掲示板課題説明,投稿機能 第8回:掲示版表示機能 第9回:パスワード課題説明 第10回:パスワード実装 第11回:マッシュアップ,内容と表示の分離CSS 第12回:チャット 第13回:作品の高度化,オリジナル機能の構築 <コミュニケーションツールの講義> 第14回:ネットワークの最近の話題について講義 第15回:作品の発表と講評 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
レポートの作成など |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
(a) 評価方法 授業参加度,レポート,作成したホームページの総合評価とします. (b) 評価基準 以下の到達レベルをもって合格の最低基準とします. ・授業回数の半分以上の出席 かつ 授業参加とレポートと作品の総合評価が60点以上 |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
水曜日5限 |
学生へのメッセージ /Message for students |
ホームページの作成実習では,基礎的な課題を出しますが,余力のある人には高度な技術を駆使して「おもしろい作品」を作ることを期待します.特に,セキュリティの向上や,HTML5の動画機能の駆使はおもしろいと思います. ネットワークプログラミングの重要性を理解してほしいと思います. 新しいツールを見たときに,それを用いて社会をどのように変えることができるか,そのためにはどのような課題があるのか,課題解決には何をすればいいのか,がひらめき,自分の研究を立ち上げたり,企業に企画提案できるような人になってほしいと思います.さらに,新しいツールを見て何かを考えるのではなく,新しいツールを自分で創造できる人になってほしいと思います. |
その他 /Others |
特になし |
キーワード /Keyword(s) |
ネットワーク,インターネット,コミュニケーション,Web,ネットワークプログラミング,セキュリティ |