シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
マシンデザインA(Ⅱ類) | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Machine Design and Drawing A | ||
科目番号 /Code |
MCE503h MCE504i | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
3 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
演習 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
Ⅱ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
増田・○森田・○西浦・○千葉(和)・○関田 | ||
居室 /Office |
千葉(一):東4-824,関田・西浦・千葉(和)・森田:非常勤 | ||
公開E-Mail |
kazchiba@uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
https://www.uec.ac.jp/ | ||
更新日 /Last updated |
2020/02/27 16:39:37 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
ものを作るには,動作原理・アイデアを提出し,その仕様・動作原理を明確にし,モデル化により構造解析等必要な検討を行う.さらに設計の過程で様々な視点から検討を加えるため,設計書の形で文書化し,製造者に設計者の意図を忠実に伝えるために図面化する必要がある.本科目では,具体的な課題でこれらの過程を体験し,機械の設計および製図手順の習得,スケジュール管理能力,資料収集能力,コミュニケーション能力,文書作成能力の養成を目標とする.具体的には,以下のことに必要な基礎知識を身に付ける. -必要な強度計算ができる -目的に応じた設計手法が実施できる -規格に従った図面を理解し描ける |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
メカノデザイン,材料力学および演習,機械力学および演習 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
機構要素設計(並行履修することが望ましい),設計基礎工学(並行履修することが望ましい),加工学および演習(並行履修することが望ましい) |
教科書等 /Course textbooks and materials |
参考書: 吉澤武男 編著 『新編JIS機械製図 第5版』(森北出版) |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
【授業内容】 歯車減速機 入力回転数N1[rpm],出力回転数N2[rpm],伝達動力L[kw]の全密閉型の歯車減速機を設計する.設計工程において歯強度,軸,軸受,キー等の計算をする.また小型軽量化のための形状を工夫する. 授業内容 / 目的 第 1回 授業概要の説明,演習資料の配布 / 演習内容の理解 第 2回 設計計算項目の説明 / 歯車減速機の構造と必要な計算を理解する 第 3回 設計する上の調査事項の説明 / 歯車減速機の設計に必要な資料を理解する 第 4回 軸長の考え方の説明 / 軸長を決定する考え方の理解 第 5回 設計計算のQ&A / 設計計算書を作成する,検討略図を作成する 第 6回 設計計算のQ&A / 設計計算書を完成する,検討略図を完成する 第 7回 設計計算/検討略図をレビューする / 設計計算書,検討略図を完成する 第 8回 設計ポイントの説明 / 設計ポインを理解する 第 9回 検討図を作成する / 検討図を作成する 第10回 設計図のQ&A / 設計図(3面図)を作成する 第11回 設計図のQ&A / 設計図(3面図)を作成する 第12回 設計図をレビューする / 設計図(3面図)を提示する 第13回 部品図をレビューする / 部品図(出力軸と出力軸の歯車)を完成する 第14回 設計全体についてQ&Aを行う / 全作成物を見直し、提出する 第15回 マシンデザイン1の講評を行う / 機械設計の理解を深める 【授業の進め方】 グループで立てたスケジュールに基づき作業を進め,その過程で生じた疑問点について個々に質問を受ける形式で授業を進める.毎回進捗状況を確認し,以下の項目について評価を行い,設計内容や工程の遅延等について助言する. -設計内容(計算結果)の理解度と質 -図面の正確性・読みやすさ -設計への意欲・工夫 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
毎回の授業で自分の進捗状況を確認し,ペースが遅い場合は,それに応じた量の作業を適宜行うことが望ましい. |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
【評価方法】 課題提出までの各過程における評価に授業態度を加味して成績を評価する. 【評価基準】 期限までに提出された課題が,以下の到達レベルにあると判断されて受理されることを合格の最低基準とする. -必要な強度計算ができること -目的に応じた設計手法を理解していること -規格に従った図面を理解し描けること -強度計算の解と図面内容に矛盾がないこと |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
特に設けない.講義時間を適宜活用すること. |
学生へのメッセージ /Message for students |
商品開発における機械設計の位置付けを理解し,機構技術者として機械をモデル化して解析する能力,情報を収集する能力,作業を見積り期限を守る自己管理能力を滋養する.また,機械がどのような仕組みで作られ機能しているかを主体的に学び,機構技術者としての基礎を習得して頂きたい. |
その他 /Others |
機構設計の解は一つではない.設計の仕方と要点を学び,独自の設計信念を持って頂きたい.基本的に問題点のある提出物は受け取れない.納得できる完成されたものが出来上がるまで修正・改良して頂きたい.やり直しは大変だが,やり直しの度に自身のスキルと設計の完成度が上がる.また,作業を時間内に収め,提出期限を守ることは最低限のルールである(社会に出ても同じ). |
キーワード /Keyword(s) |
設計製図,機械設計,機構設計,部品図,組立図,JIS,歯車減速機 |