シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
電気電子計測(Ⅱ類) | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Electrical and Electronic Measurements | ||
科目番号 /Code |
GSE501h GSE501i | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
3 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
Ⅱ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
秋田 学 | ||
居室 /Office |
西8-607(秋田) | ||
公開E-Mail |
akita.manabu@uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
http://ilab.ee.uec.ac.jp | ||
更新日 /Last updated |
2020/03/29 16:40:59 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
(a) 主題 電気電子計測工学は,自然をどのように記述するかを考える基礎的な学問であると同時に,産業に不可欠な「信頼できる測定」に役立つ実学の基礎を与える.この授業では,最初に測定量の定義の重要性や誤差評価など,すべての測定の基礎となる事項を学び,電気回路および電磁気学で現れる電磁気量の測定を例にとり,それらの測定法の基礎および計測器の基本原理を学習する. (b) 達成目標 単位と標準など計測の基礎を身につけ,種々の電磁気量を実際にどのような方法で測定するのか,および基本的な量の測定誤差について十分理解する. |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
「基礎電磁気学」および「基礎演習A」 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
「基礎電磁気学」および「基礎演習A」 |
教科書等 /Course textbooks and materials |
受講者は以下の教科書を購入して下さい。 教科書 岩崎 俊:電磁気計測,(電子情報通信レクチャーシリーズ)コロナ社 (参考書 岩崎 俊:電子計測,森北出版) |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
(a)授業内容 1. 計測の基礎 ,測定と計測 2.測定法の分類,誤差と統計処理 3. 単位と標準 ,単位系 4.計測標準 5. 直流電圧,直流電流,直流電力の測定 6.直流電圧,直流電流,直流電力の測定の計測機器,測定法と測定系 7. 抵抗、抵抗器 8.抵抗の測定法と測定系 9. 交流電圧,交流電流,交流電力の測定 10.交流の測定量,計測機器と測定法,高周波電力計 11. インピーダンスの測定 12.インピーダンスの計測機器と測定法 13. 波形計測,周波数の測定:波形計測とオシロスコープ 14.フーリエ変換と周波数の測定 15.磁気に関する測定、静磁界と磁束の測定,磁性材料の磁気特性に関する測定 (b)授業の進め方 電気電子計測の基礎的事項として,(1)計測誤差の数値的取り扱いと単位系(2)直流と抵抗の計測(3)交流とインピーダンスの計測 (4)波形と周波数の計測および(5)磁気計測に対して測定原理と測定法を講義する. |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
予習・復習においては教科書の各章末にある「本章のまとめ」にある項目を、復習においては「理解度の確認」の「問」を実施して理解を深めること。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
(a) 評価方法 期末試験,レポートおよび演習の結果より以下のように評価する. 成績評価=期末試験 × 50% + 演習 × 25% + レポート × 25% (b) 評価基準 下記の項目を総合して,全体の60%の到達をもって合格とする. (1)計測の基礎(測定法の種類,誤差と統計処理,単位系と計測標準)について理解している. (2)直流および交流電磁気量に関して,それらの測定法と測定系,計測機器を理解しており,基本的な系統誤差の計算ができる. (3)波形計測,周波数の測定の原理と計測機器の構成を理解している. (4)磁気に関する測定(静磁界,磁束,磁性材料の磁気特性に関する測定)の基本原理を理解している. |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
西8号館607号室、木曜、5時限。 この時間に都合が付かない場合には、 メールや電話などにより別途アポイントメントを取ること。 |
学生へのメッセージ /Message for students |
単に単位を取るための勉強だけでなく,基本的な考え方を学ぶ姿勢を持ってください. |
その他 /Others |
特になし |
キーワード /Keyword(s) |
測定と計測、誤差、単位と標準、単位系、トレーサビリティと校正、直流の測定、指示計器、交流の測定、周波数の測定、磁気測定、測定器の原理と取扱い |