シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
計算機工学(Ⅱ類) | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Computer Engineering | ||
科目番号 /Code |
COM403h COM403i | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
2 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
Ⅱ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
鮫田 芳富 | ||
居室 /Office |
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公開E-Mail |
ysameda@n00.itscom.net | ||
授業関連Webページ /Course website |
なし | ||
更新日 /Last updated |
2020/02/22 07:53:06 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
情報処理システムや制御装置を担う主役はコンピュータである。本授業ではコンピュータ内部でどのようなデータ処理が行われているかを理解するため、コンピュータシステムの基本的な仕組みと動作原理を講義する。コンピュータに関連する知識・技術は広範囲に及ぶため、将来自分で学習が進められるように、本授業では基本的な項目について理解する。 |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
なし |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
なし |
教科書等 /Course textbooks and materials |
参考書:半谷精一郎「コンピュータ概論」(コロナ社) |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
(a) 授業内容: この授業では、コンピュータの構成・機能の説明からスタートし、内部のデータ表現、演算回路、ソフトウェア、ネットワークの基本について講義する。 第1回:コンピュータの概要と歴史を概説する 第2回:数と文字の表現法:コンピュータ内部では、データがどのように表現されているか学ぶ 第3回:論理回路:コンピュータの内部のしくみをしるために基本的な回路を理解する 第4回:集積回路:論理回路を実現するデジタル集積回路について学ぶ 第5回:論理演算回路:加算、減算などコンピュータの中でデータを演算する回路について学ぶ 第6回:コンピュータの基本構成:装置構成と、それぞれの装置がどういう機能を果たすかを理解する 第7回:CPU:CPUの命令実行について理解する 第8回:記憶システム:さまざまな種類の記憶素子の動作、効率的な記憶システムについて学ぶ 第9回:入出力装置:入出力装置の概要、制御手順やインタフェース規格について学ぶ 第10回:オペレーティングシステム(OS):OSのはたらきを理解する 第11回:プログラム開発:プログラムを作ってコンピュータを使うという基本的な作業の流れを理解する 第12回:コンピュータネットワーク:ネットワークの基本概念とプロトコルについて理解する 第13回:情報セキュリティ:情報セキュリティの概念、暗号化について理解する 第14回:通信システム:情報理論、伝送方式、誤り訂正の概念について理解する 第15回:組込みコンピュータ:機器に組み込まれて使用するコンピュータに求められる特徴について学ぶ (b) 授業の進め方: ・授業時間中に演習を行う |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
・参考書、資料を用いた予習・復習 ・演習問題の復習 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
評価方法: 期末試験の成績をもとに評価する。 到達レベル: 以下の到達レベルをもって最低基準とする。 コンピュータシステムの構成と機能を理解する。コンピュータ内部のデータの表現がわかる。コンピュータの論理回路を理解し、論理式を計算できる。コンピュータの命令セットを理解する。OSの役割概要がわかる。ネットワーク、情報セキュリティ、組込みコンピュータの概要を理解する。 |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
特に設けない。質問等は電子メ-ルで受け付ける。 |
学生へのメッセージ /Message for students |
パソコン、スマートフォンなどの情報処理システムや、家電、自動車、工業プラントなどの自動制御を伴う製品はすべてコンピュータを内臓している。もの作りの基本としてコンピュータの概要について理解してほしい。 |
その他 /Others |
なし |
キーワード /Keyword(s) |
コンピュータ、ハードウェア、ソフトウェア、情報、記憶(メモリ)、論理回路、OS、ネットワーク、情報セキュリティ |