シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
電磁波工学(Ⅱ類) | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Electromagnetic Wave Engineering | ||
科目番号 /Code |
ELE605g ELE606f | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
3 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
Ⅱ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
安藤 芳晃 | ||
居室 /Office |
西2-705 | ||
公開E-Mail |
y-ando@uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
http://www.emlab.cei.uec.ac.jp/jugyo/ | ||
更新日 /Last updated |
2020/02/20 10:46:18 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
有線・無線を問わず、現在の情報伝達技術の大きな柱の一つである電磁波工学について、電磁波の持つ諸性質と、それがどのようなところに使われているかについて講義する。 マクスウェルの方程式を限定された問題に適用し、電磁波の諸性質を導き出せることが達成目標となる。 |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
〇微分積分学第一・第二 〇線形代数学第一・第二 〇数学演習第一・第二 〇力学 〇応用数学A、B 〇波動と光 〇基礎電磁気学、電磁気学第一・第二 〇基礎電気回路、回路システム第一・第二 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
〇信号処理論 |
教科書等 /Course textbooks and materials |
板書しながら講義する。教科書は用いない。 市販の電磁波工学の書籍を各自参考にして下さい。適切な参考書として、 安達三郎著, 電磁波工学, コロナ社 早川正士著, 波動工学, コロナ社 など。 また電磁気学の復習が必要な場合が多いが、その際の参考書として (1) 砂川重信著, 電磁気学 (物理テキストシリーズ), 岩波書店 (2) 卯本重郎著, 電磁気学, 昭晃堂 (3) 砂川重信著, 理論電磁気学, 紀伊國屋書店 を挙げたい。(1)はコンパクトに筋道立ててまとめられている良書である。(2)は教科書の中に問題が豊富である。話題も豊富だが、あまり電磁気学を理解していない人は学習している本筋を見失うかも知れない。(3)は生涯学び続けられるぐらいの良書である。ただ、デルタ関数などの(最近の学部レベルとしては高等または上回るぐらいの)数学的知識が必要。 |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
以下の内容について講義を行う。 第一回 マクスウェルの方程式 第二回 波動方程式とダランベール解 第三回 等方性媒質中での平面波の伝搬、偏波、波動インピーダンス 第四回 異なる媒質境界での反射と屈折 第五回 導電性媒質、分散性媒質中での電磁波伝搬 第六回 異方性媒質中での電磁波伝搬 第七回 物質の電磁気的特性 第八回 これまでの復習 第九回 電磁波が伝送する電力、ポインティングの定理 第十回 基本アンテナ 第十一回 送信アンテナのパラメタ 第十二回 受信アンテナのパラメタ 第十三回 電磁波の散乱、電波伝搬 第十四回 伝送線路、TEMモード 第十五回 導波管、TEモード、TMモード |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
使用する「道具」としての数学については各自で勉強しておくこと。授業内で全ての式の導出は行えないので、省いた箇所は各自で復習して導出しておく必要がある。 予習としては話題についてゆくだけの物理と数学を勉強しておくこと。 参考書を使って復習は欠かさず行うこと。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
【成績評価方法】 演習・出席点と中間・期末試験で評価する。割合は下記の通り: 演習・出席点:20% 中間試験:40% 期末試験:40% 【評価基準】 上記の配点で、60点以上をとること。 ・マクスウェルの方程式の一般的な性質を一通り理解していること ・各種媒質中の平面波の伝搬・反射について、性質を理解していること ・伝送線路、アンテナの基本的な式が理解できていること |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
毎週月曜日5時限目、西2-705にて質問を受け付けます。 |
学生へのメッセージ /Message for students |
なし |
その他 /Others |
なし |
キーワード /Keyword(s) |
電磁気学、電磁波、アンテナ、伝送線路、電波伝搬 |