シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
電子機器システム学 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Electronic Systems | ||
科目番号 /Code |
ELE606g | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
3 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
Ⅱ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
石橋 功至 | ||
居室 /Office |
東10号館317室 | ||
公開E-Mail |
koji@awcc.uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
https://uecdisk.cc.uec.ac.jp/index.php/s/ZXq1OPuF7H933Oi | ||
更新日 /Last updated |
2020/03/17 16:11:30 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
本講義は電子工学に基づく様々な基礎技術の組み合わせによって成立する電子機器システムについて取り扱う。特に、電子機器システムとして、通信システムをとりあげ、その数学的基礎からシステム全体について学ぶ。インターネットや携帯電話など生活に不可欠となっている通信技術は、複数の要素技術が組み合わさった統合システムとして動作するため、その全体像と各要素技術のつながりを理解し、電子工学技術者として必要な知識を習得することを目標とする。 |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
微積分学、解析学、線形代数学、確率統計、応用数学 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
電磁気学、回路システム学、信号処理論、情報理論、論理回路 |
教科書等 /Course textbooks and materials |
講義では配布資料を基に講義を行う。 参考図書: 1)鈴木博「ディジタル通信の基礎」数理工学社 2)唐沢好男「ディジタル移動通信の電波伝搬基礎」コロナ社 |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
授業内容 第1回 ガイダンス - 通信システム概論 (Guidance) 第2回 フーリエ解析 - 基底帯域信号と帯域通過信号 (Fourier Analysis) 第3回 確率過程 (Stochastic Process) 第4回 フェーディングとシャドウイング (Fading and Shadowing) 第5回 基底帯域ディジタル伝送 (Baseband Digital Transmission) 第6回 変調と復調 (Modulation and Demodulation) 第7回 ディジタル変調(1):ASK変調、FSK変調 (Digital Modulation - I) 第8回 ディジタル変調(2):PSK変調、多値変調 (Digital Modulation - II) 第9回 整合フィルタ (Matched Filter) 第10回 誤り訂正符号化技術 (Error Correcting Codes) 第11回 ダイバーシティ技術 (Diversity Techniques) 第12回 直交周波数分割多重方式 (Orthogonal Frequency Division Multiplexing) 第13回 複数アンテナ技術:MIMO (Multiple Antenna Transmission) 第14回 多元接続方式 (Multiple Access Techniques) 第15回 本講義のまとめ (Summary of This Course) 授業の進め方 通信システムは様々な基礎技術の組み合わせによって成立しており、これを理解するには実際に自分で解析や設計をすることが重要である。このため講義中に適宜演習を課す。レポート用紙、電卓を持参すること。 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
授業で行う演習問題などは必ず復習して次回授業までに理解しておくこと。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
評価方法:期末試験に加え、随時実施する演習、授業中の質問などを総合的に評価する。 評価基準:期末試験と演習、授業への貢献を含め、授業の理解度を総合的に判断して評価する。 |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
適宜相談に応じる。事前に電子メールで連絡のこと。 |
学生へのメッセージ /Message for students |
社会で活用されている通信システムについて学ぶ中で、これまでに学んできた様々な基礎理論が実用上いかに重要であるかをよく理解して欲しい。 |
その他 /Others |
講義の中で、様々な関連分野に触れるので、関連する講義を復習しておくと理解がしやすい。 授業に関する連絡は以下のTwitterアカウントでも行う。また授業に関する要望・質問についても受け付ける。 https://twitter.com/54xuec |
キーワード /Keyword(s) |
通信システム、無線通信、変復調、電波伝搬、誤り訂正技術 |