シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
基礎電気回路 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Fundamental Electric Circuits | ||
科目番号 /Code |
ELE301j ELE301k ELE301m ELE301n ELE301p | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
2 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
Ⅲ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
曽我部 東馬 | ||
居室 /Office |
西8-617 | ||
公開E-Mail |
https://cluster-iperc.matrix.jp/ja/ | ||
授業関連Webページ /Course website |
なし | ||
更新日 /Last updated |
2020/03/13 23:25:33 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
電気電子回路の解析に関する基本知識、諸法則、各種解析手法を習得する。 さらに、これらの具体的な適用について学習し、基本回路の動作を理解するとともに、 幅広く対処できるような能力を身につけることを目標とする。 |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
なし |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
微分積分学第一、微分積分学第二、線形代数学第一、線形代数学第二 |
教科書等 /Course textbooks and materials |
参考図書 「電気回路教本」 橋本洋志 著 (オーム社) 「基礎電気電子回路」 高木 編 (オーム社) 「例題で学ぶ電気・電子・情報回路の基礎」 丹野 他著 (森北出版) |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
講義を中心として行う。 キルヒホッフの法則やテブナンの定理などの基本法則、および、 複素正弦波交流や複素インピーダンス等の回路解析に関する基本手法を解説する。 また、それらを具体的に適用することにより、RLC線型回路素子の周波数特性、 共振回路、相互インダクタンス等について解説する。 第1回:直流回路(1):電気回路の基礎、回路素子 第2回:直流回路(2):直列接続と並列接続、キルヒホッフの法則 第3回:正弦波交流(1):正弦波電圧・電流 第4回:正弦波交流(2):複素正弦波交流。位相 第5回:正弦波交流(3):電力。交流電力。実効値 第6回:交流回路の複素計算法(1):フェザー法(正弦波定常解析) 第7回:交流回路の複素計算法(2):インピーダンスとアドミッタンス 第8回:交流回路の複素計算法(3):ベクトル図 第9回:前半のまとめ 第10回:交流回路の時間・周波数応答(1):過渡現象 第11回:交流回路の時間・周波数応答(2):RLC共振回路(直列・並列共振回路) 第12回:交流回路の時間・周波数応答(3):相互誘導回路・ブリッジ回路 第13回:回路網解析(1):ループ回路解析法。節点解析法 第14回:回路網解析(2):重ね合わせの原理 第15回:回路網解析(3):鳳・テブナン、ノートンの定理 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
授業前に該当部分の参考書を予習しておくことが必須である。 そして、復習として参考書中の演習問題を自分で解いて内容を確実に身につけること。 授業の際に前回範囲の小テストを行う 演習問題を宿題として課す場合がある。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
期末試験の成績に基づいて評価を行う。 また、授業中に行うテスト等の結果を加味する。 おおむね下のように評価する。 成績評価=(授業内の課題×40%)+(期末試験の評価点×60%) 下記事項の60%の到達レベルをもって合格の最低基準とする。 ・基本的な回路を解析し、その動作が理解できる。 ・基本的な定理の意味が理解でき、各種解析に活用できる。 ・複素数による正弦波交流の取り扱いが理解できる。 ・基本的な回路の過渡応答を理解できる。 |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
金曜 17:00-18:00 西8号館617室 その他の日時も随時。 |
学生へのメッセージ /Message for students |
社会から「電通大(の卒業)生」をみた場合、本科目の内容は当然身につけているはずだと みなされる内容になります。最重要科目のひとつだと思ってください。 |
その他 /Others |
特に無し |
キーワード /Keyword(s) |
キルヒホッフの法則、複素正弦波交流、インピーダンス、回路解析、 テブナンの定理、共振、フィルター、過渡応答、時定数、フェザー法 |