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講義概要/Course Information
2020/04/28 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
熱力学応用
英文授業科目名
/Course title (English)
Applied Thermodynamics
科目番号
/Code
MCE504j
開講年度
/Academic year
2020年度 開講年次
/Year offered
3
開講学期
/Semester(s) offered
前学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
専門科目
開講学科・専攻
/Cluster/Department
Ⅲ類
担当教員名
/Lecturer(s)
大川 富雄
居室
/Office
東4-322
公開E-Mail
/e-mail
okawa.tomio@uec.ac.jp
授業関連Webページ
/Course website
http://webclass.cdel.uec.ac.jp/
更新日
/Last updated
2020/03/17 17:59:53 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標
/Topic and goals
(a)主題:古典力学の根幹を成す学問の一つである熱力学は,熱とエネルギーの等価性を示し,また,現象が進む方向を示す.熱力学の最も基礎的な考え方である熱力学第一法則,熱力学第二法則を基礎として,その応用である熱機関などを勉強する.
(b) 達成目標:熱力学の最も基礎的な考え方である熱力学第一法則,熱力学第二法則に関する知識を前提として,熱効率やエントロピーの概念を習得し計算する.また,それを発展させて熱機関や冷凍機の性能などを計算できるようになることを目標とする.
前もって履修
しておくべき科目
/Prerequisites
熱力学
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目
/Recommended prerequisites and preparation
力学および演習
教科書等
/Course textbooks and materials
JSMEテキストシリーズ「熱力学」(日本機械学会)
授業内容と
その進め方
/Course outline and weekly schedule
(a)授業内容
第 1回  熱力学第1法則
第 2回  エンタルピ
第 3回  熱力学第2法則
第 4回  エントロピ
第 5回  理想気体と分子運動論
第 6回  理想気体の状態変化
第 7回  ガスサイクル1
第 8回  ガスサイクル2
第 9回  蒸気とその性質1
第10回  蒸気とその性質2
第11回  気液二相サイクル
第12回  冷凍・空調サイクル
第13回  エクセルギー(有効エネルギー)
第14回 演習解説・期末試験対策
(b)授業の進め方
パワーポイントを用いた講義の後に演習問題を解き、理解を深める。
・電卓必須
・A4レポート用紙を持参すること
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
授業時間外の学習
(予習・復習等)
/Preparation and review outside class
適宜行うこと。
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
/Evaluation and grading
(a)評価方法:
 1) 演習 30%
 2) 試験 70%
で、総合評価
(b)評価基準:
 以下の到達レベルをもって最低達成基準とする.
 ・熱力学第一、第二法則を理解し,応用できること.
 ・熱機関の簡単な計算ができること.
オフィスアワー:
授業相談
/Office hours
講義終了後に適宜
学生へのメッセージ
/Message for students
熱はあらゆる現象の基礎となるエネルギー形態です。よく聴いて、よく理解して下さい。
その他
/Others
【参考書】
「わかりやすい熱力学」(森北出版)
著者:一色尚次,北山直方
「熱力学概論」(養賢堂)
著者:森康夫,一色尚次,河田治男
キーワード
/Keyword(s)
熱力学第一法則および第二法則,エンタルピー,エントロピー,理想気体,カルノーサイクル,熱機関,冷凍機,ヒートポンプ