シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
電気回路演習 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Exercises in Electrical Circuit Theory | ||
科目番号 /Code |
ELE503k | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
3 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
演習 | 単位数 /Credits |
1 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
Ⅲ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
酒井・張(贇) | ||
居室 /Office |
西2-407室 | ||
公開E-Mail |
zhang@ee.uec.ac.jp; takeshi.sakai@uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
http://www.wzlab1.es.uec.ac.jp / | ||
更新日 /Last updated |
2020/03/17 12:06:35 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
(a) 主題 電気回路演習では、実際に電気回路に関わる様々な問題を解くことにより、電気回路の講義内容を確実に理解し、使いこなせるようにする。 (b) 達成目標 行列、部分分数展開、微分方程式やラプラス変換の手法をもちいて、基本的な電気回路の過渡現象を解析する方法、一端子対回路の解析・合成方法、二端子対回路(二端子回路)の解析方法を身に付ける。また、分布定数回路に関する基礎的解析方法を身に付ける。 |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
線形代数学第一、線形代数学第二、微分積分学第一、微分積分学第二 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
特になし。 |
教科書等 /Course textbooks and materials |
教科書: 特に使用しない。 参考書: [1] 鎌倉友男、渡辺好章、上芳夫:電気回路、培風館、1998年 [2] 高橋宣明:よくわかる回路理論、オーム社、1995年 [3] 藤井信生:よくわかる電気回路、オーム社、1994年 [4] 平山博、大附辰夫:電気回路論、電気学会、2008年 [5] 曽根悟、檀良:電気回路の基礎、朝倉書店、2014年 |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
「電気回路」で行う講義の項目内容に関連した演習問題とその解説をおこなう。類似の問題解答をもとに、与えられた演習課題についての解答を作成して提出する。 演習の項目は「電気回路」と同様であり、講義と並行して演習問題を解いてもらう。 1 電気回路基礎―直流回路 2 電気回路基礎―交流回路1 3 電気回路基礎―交流回路2 4 過渡現象―RL回路,RC回路の過渡現象,過渡回路の微積分方程式による表現とその解,時定数,過渡状態, 定常状態 5 過渡現象―RLC回路の過渡現象,過渡回路の微積分方程式による表現とその解,時定数,過渡状態, 定常状態 6 ラプラス変換の基礎 7 ラプラス変換と過渡回路解析―ラプラス変換,ラプラス逆変換,部分分数展開1 8 ラプラス変換と過渡回路解析―ラプラス変換,ラプラス逆変換,部分分数展開2 9 中間試験および解説 10 1端子対(2端子)回路―インピーダンス関数,リアクタンス関数とリアクタンス定理 11 1端子対(2端子)回路―並列回路の直列接続による回路合成, 直列回路の並列接続による回路合成,はしご形回路合成 12 2端子対(4端子)回路―端子対電圧,端子対電流と2端子対回路の行列(Z,Y,F)表現 13 2端子対(4端子)回路―2端子対回路の並列,直列,縦続接続,影像パラメータ,フィルタ 14 分布定数回路(伝送線路).FN/集中定数回路と分布定数回路,伝送線路の基礎方程式とその解 15 分布定数回路(伝送線路).FN/集中定数回路の特性インピーダンス,伝搬定数,減衰定数,位相定数 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
「電気回路」の講義で作成した各自のノート、宿題および講義の内容に関係する参考書で復習する。講義受講後に演習を振り返り、理解に至っていない部分を見つけて各自で再度講義内容を復習する。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
(a) 評価方法: 出席、演習問題の回答及び定期試験に基づいて評価を行う。 (b) 評価基準 下記項目の全体の60%の到達を持って合格の最低基準とする。 ・二端子対回路における端子対電圧、電流と回路パラメータについて理解しており、与えられた二端子回路の回路パラメータを求めることができる。 ・与えられたインピーダンスZ(s)から一端子対回路が合成できる。 ・過渡現象について理解しており、与えられた回路の過渡応答が計算できる。 ・分布定数回路について電圧、電流あるいはインピーダンスを計算できる。 |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
演習時間中を積極的に活用してもらいたい。 訪問時間は必ず電子メールにより予約する。 |
学生へのメッセージ /Message for students |
基本的な課題を自習し、具体的な回路の解析に活用できるようにする努力が大切である。回路素子の性質や各種法則や定理をよく理解していれば簡単である。 |
その他 /Others |
講義と同様、真剣に取り組んでもらいたい。内容と前年度少し変わりました。 |
キーワード /Keyword(s) |
電気回路,過渡現象,ラプラス変換,1端子対回路,インピーダンス関数,正実関数,複素角周波数,2端子対回路,分布定数回路,回路解析,回路解析,回路合成 |