シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
細胞生物工学 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Cell Biology | ||
科目番号 /Code |
BIO502p | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
3 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
Ⅲ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
白川 英樹 | ||
居室 /Office |
東6-728 | ||
公開E-Mail |
hshrkw@UEC | ||
授業関連Webページ /Course website |
http://rainbow.pc.uec.ac.jp/edu/cell/index.html | ||
更新日 /Last updated |
2020/02/20 10:34:01 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
主題: 今日、生体物質について多くのことが明らかになっているが、それらは生命そのものではない。生命は、細胞という小さな器があって初めて成立する。その分子レベルの構成や機能、またその研究に用いられた様々な工夫について学び、その応用について考える。 到達目標: 様々な細胞現象・細胞機能の分子レベルのメカニズムを理解する。 |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
分子生物学 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
生物学 |
教科書等 /Course textbooks and materials |
教科書: アルバート等著、中村等訳:「エッセンシャル細胞生物学 第4版」南江堂 |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
生命の基本単位である細胞の構造と様々な機能について、分子レベルのメカニズムを学ぶ。 内容(キーワード) 第1週 イントロダクション(生物の構造、細胞の特徴) 第2週 細胞の基本構造(細胞膜、細胞小器官、核、小胞体、ゴルジ体、ミトコンドリア、葉緑体、細胞骨格) 第3週 生体膜と膜タンパク質(リン脂質、脂質二重層、選択的透過性、膜タンパク質、膜貫通部位、裏打ち構造) 第4週 細胞内輸送(シグナル配列、小胞輸送、エキソサイトーシス、エンドサイトーシス、キネシン) 第5週 細胞間情報伝達(細胞外シグナル分子、ホルモン、局所介在物質、神経伝達物質、細胞表面受容体、細胞内受容体) 第6週 細胞内情報伝達(Gタンパク質、二次メッセンジャー、cAMP、IP3、カルシウムイオン、リン酸化) 第7週 細胞や生体分子の観察法(光学顕微鏡、電子顕微鏡、蛍光顕微鏡、バイオイメージング) 第8週 中間試験および解説 第9週 細胞骨格(アクチンフィラメント、中間径フィラメント、微小管、重合・脱重合、アクチン結合タンパク質、高次構造) 第10週 細胞運動1(モータータンパク質、ダイニン、鞭毛・繊毛運動、アメーバ運動) 第11週 細胞運動2(ミオシン、筋収縮、骨格筋、心筋、平滑筋) 第12週 細胞分裂と細胞周期1(染色体、有糸分裂、細胞質分裂、減数分裂) 第13週 細胞分裂と細胞周期2(細胞周期、分裂期・間期、チェックポイント、増殖因子、細胞死) 第14週 がんと幹細胞(がん、がん遺伝子、がん抑制遺伝子、突然変異、幹細胞、分化) 第15週 細胞工学と医療応用(遺伝子導入、細胞培養、遺伝子治療、再生医療、体外受精、生殖医療) 試験週間 期末試験 毎回授業の最初に、前回の講義内容に関する小テストを行う予定。 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
講義資料は講義日前からWebに掲載するので、内容を事前に確認すること。また毎回の講義の最後に示す「チェックポイント」を参考にして自分の理解を確認し、理解が不十分な事柄に関してはきちんと復習すること。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
成績評価方法: 毎回の小テスト(20%)、中間試験(40%)、期末試験(40%)により評価する. 評価基準: 【授業内容とその進め方】に挙げた各テーマの基本的な事項について理解していること(適切に説明できること)を最低到達基準とする。 上述の比率で成績を点数化し、100点満点で概ね60点が合格ラインである。 |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
東6号館728号室 金曜 昼休み この時間に都合がつかない場合は、メール等で事前にアポイントを取ること。 |
学生へのメッセージ /Message for students |
講義でとりあげる項目は分子生物学や生体機能分子工学の内容と密接な関係にあり、重複する部分もあります.これらを総合して分子レベルで細胞を捉えられるようになってください.細胞の情報システムなどを勉強したい人は、この講義をしっかり勉強しておくことをすすめます. |
その他 /Others |
上記のメールアドレスのUECはuec.ac.jpに置き換えて使って下さい。 |
キーワード /Keyword(s) |
生体膜、膜輸送,代謝、細胞小器官、刺激と応答,情報伝達、細胞運動,細胞骨格,細胞分裂,細胞死 |