シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
材料力学および演習(Ⅲ類) | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Mechanics of Materials,Theory and Practice | ||
科目番号 /Code |
MCE401j | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
2 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義/演習 | 単位数 /Credits |
3 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
Ⅲ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
久保木 孝 | ||
居室 /Office |
東4-524 | ||
公開E-Mail |
kuboki@mce.uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
未定 | ||
更新日 /Last updated |
2020/03/23 09:34:52 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
機械を設計するためには,機械要素を構成する部材に働く荷重から,部材に生じる応力やひずみを予測し,破壊に至らないように,安全な材料・形状・寸法の部材を選択しなければならない.この授業では,このような考え方の基礎となる応力とひずみの概念などの基本的事項を理解し,初歩的な問題に対して,応力,ひずみ,エネルギーなどの計算ができることを達成目標とする. |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
微分積分学第一・第二,解析学,物理学概論第一,第二,力学 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
数学演習第一・第二 |
教科書等 /Course textbooks and materials |
教科書等 材料力学 著者:市川昌弘,江藤元大,船見国男,本間恭二共著 出版社:技報堂出版 |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
第1回:応力とひずみ(1);垂直応力・せん断応力,垂直ひずみ 第2回:応力とひずみ(2);せん断ひずみ,応力-ひずみ線図,引張強さ,フックの法則 第3回:棒の引張と圧縮(1);引張・圧縮を受ける棒の応力とひずみ,骨組構造 第4回:棒の引張と圧縮(2);熱応力,ひずみエネルギー 第5回:はりの曲げ(1);はりとその種類,せん断力と曲げモーメント 第6回:はりの曲げ(2);荷重・せん断力・曲げモーメントの関係,せん断力線図,曲げモーメント線図 第7回:はりの曲げ(3);曲げ応力,断面二次モーメント 第8回:中間試験とその解説 第9回: はりの曲げ(4);せん断応力,はりのたわみ 第10回: はりの曲げ(5);面積モーメント法,静定はり 第11回:はりの曲げ(6);不静定はり,連続はり、カスティアリアノの定理 第12回:軸のねじり(1);中実丸軸のねじり,中空丸軸のねじり 第13回:軸のねじり(2);伝動軸,ねじりのひずみエネルギー 第14回:組み合わせ応力(1);二軸応力,主応力と主ひずみ 第15回:組み合わせ応力(2);モールの応力円,平面応力と平面ひずみ |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
原子力発電所用蒸気発生管の高精度曲げの開発,残留応力を低減するための引抜き加工法の開発に携わった経験を基に,応力-ひずみ線図,曲げモーメント-曲率線図の関係に関わる理論の理解を深める. |
授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
教科書により、予習・復習を行うこと. 授業中に配布する演習問題の解答により復習を行うこと. |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
(a) 評価方法:中間試験・期末試験と演習の結果などにより総合評価する. (b) 評価基準:以下の到達レベルをもって合格の最低基準とする. 応力とひずみ,棒の引張・圧縮・ねじり,はりの曲げ,組み合わせ応力について基本的概念を理解し,必要な応力,ひずみ,エネルギー,モーメントなどの計算ができること. なお,全講義回数の2/3以上の出席が必須条件. |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
東4号棟 524室,毎週月曜日,5時限. 他の学生が来室していることなどもあり得るため,メールや電話などにより別途アポイントメントを取ること.この時間に都合が付かない場合にも同様に,別途アポイントメントを取ること. |
学生へのメッセージ /Message for students |
材料力学は機械技術者にとって必須の基礎科目です.材料力学なくしては機器・構造物の設計はできません.この講義&演習を通じて応力とひずみの基本的な概念を理解し,かつ引張・圧縮,たわみ,ねじりなどの基本的な強度計算方法を学んでください.自分で考えて試行錯誤してください. |
その他 /Others |
なし |
キーワード /Keyword(s) |
応力,ひずみ,せん断力線図,曲げモーメント線図,曲げ応力,断面二次モーメント,はりのたわみ,静定・不静定,ねじり,組み合わせ応力,平面応力,平面ひずみ,二軸応力,モールの応力円 |