シラバス参照

講義概要/Course Information
2020/04/28 現在

科目基礎情報/General Information
授業科目名
/Course title (Japanese)
波動と光(クラスD)
英文授業科目名
/Course title (English)
Waves and Optics
科目番号
/Code
PHY402k PHY402m PHY402n PHY402p
開講年度
/Academic year
2020年度 開講年次
/Year offered
2
開講学期
/Semester(s) offered
後学期 開講コース・課程
/Faculty offering the course
情報理工学域
授業の方法
/Teaching method
講義 単位数
/Credits
2
科目区分
/Category
専門科目
開講学科・専攻
/Cluster/Department
Ⅲ類
担当教員名
/Lecturer(s)
村中 隆弘
居室
/Office
東6-502
公開E-Mail
/e-mail
muranaka@PC (PCを uec.ac.jp で置き換えて下さい。)
授業関連Webページ
/Course website
なし
更新日
/Last updated
2020/03/02 10:01:50 更新状況
/Update status
公開中
/now open to public
講義情報/Course Description
主題および
達成目標
/Topic and goals
「波動」は日常生活で身近に見られる自然現象で、たとえば音波、光波、電波、水面の波、津波、地震波などがある。これらは物理学の分野で非常に重要な概念である。

本講義では、様々な波動現象が一つの決まった「波動方程式」で記述されること、その波動方程式の解法、波動の基本的な性質について学ぶ。

目標はキーワードに挙げた概念を理解し、使いこなせる事である。
前もって履修
しておくべき科目
/Prerequisites
力学、電磁気学、微分積分学第一、第二 
前もって履修しておくこ
とが望ましい科目
/Recommended prerequisites and preparation
なし
教科書等
/Course textbooks and materials
教科書:伊東敏雄著 「なーるほどの波と光」 学術図書出版社
授業内容と
その進め方
/Course outline and weekly schedule
以下の内容を講義する。

第1回 単振動
第2回 連成振動、基準振動
第3回 弦と弾性棒
第4回 波動方程式の解の一般的性質と正弦波
第5回 波のエネルギー
第6回 波の反射と透過
第7回 分散と群速度
第8回 中間テストと解説
第9回 電磁波と光(偏光を重点的に学ぶ)
第10回 反射と屈折の法則と光線行列
第11回 光線行列の応用
第12回 結像の法則
第13回 光の干渉・回折(1)
第14回 光の干渉・回折(2)
第15回 まとめ
内容については若干の変更の可能性もあり、その場合は最初の授業で説明する。

復習をきちんと行ない、理解できない点を放置しないこと。対応する教科書の部分も読むこと。
実務経験を活かした
授業内容
(実務経験内容も含む)
/Course content utilizing practical experience
授業時間外の学習
(予習・復習等)
/Preparation and review outside class
演習、予習・復習を行なうこと。
成績評価方法
および評価基準
(最低達成基準を含む)
/Evaluation and grading
中間、期末試験を主にし、さらに小テストやレポートも参考にする。

評価基準は、中間、期末試験を両方受験していることを条件に、試験の平均で概ね90点、80点、70点、60点の成績を得た者に対して、それぞれS, A, B, Cを与えるものとする。
オフィスアワー:
授業相談
/Office hours
特に時間を設定しない。授業中または授業後に積極的に質問すること。
学生へのメッセージ
/Message for students
ここで学ぶ自然現象はほとんど全て波動現象と言ってよい。その現象をいかにとらえ、いかに記述するかの良い例になっている。この基礎的な波について大いに学び理解する事が大事である。

また、次元に注意を払うことでつまらない計算間違いが格段に減らせることを体得して欲しい。

試験さえできればそれに応じて評価するが、講義に出席しないで、優秀な成績どころか、合格に達する者はどの科目であれ、電通大で見たことが無いことを肝に銘じて欲しい。
その他
/Others
再履修生のクラス分けについては、掲示および初回の講義で指示があるのでそれに従うこと。
キーワード
/Keyword(s)
波動方程式、正弦波、偏微分、エネルギー密度、エネルギーの流れの密度、分散関係、分散、群速度、屈折、偏光、干渉、幾何光学、回折