シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
メカトロニクス(Ⅲ類) | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Mechatronics | ||
科目番号 /Code |
MCE606j | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
3 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
Ⅲ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
横井・舩戸 | ||
居室 /Office |
東4-602 | ||
公開E-Mail |
yokoi@hi.mce.uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
http://www.hi.mce.uec.ac.jp/yklab/lecture.html | ||
更新日 /Last updated |
2020/03/16 15:03:41 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
主題:メカトロニクスは,機械工学とエレクトロニクスの融合領域であり,日本のものづくりが大きな強みを持つ分野である。ロボットをはじめとして,自動車,NC加工装置,家電製品,携帯電話やコンピュータ周辺機器など,身の回りのあらゆるところにその技術は生かされている。本講義では,メカトロニクスの基礎である電子部品や半導体素子,それらを利用したオペアンプなどのアナログ回路や,デジタル回路など電気電子の要素技術,さらにセンサ,アクチュエータ,コンピュータなどを利用したメカトロニクスのシステム技術について,基本を理解することを目標とする。 達成目標:オペアンプなどのアナログ回路の理解,デジタル回路による論理回路の理解と簡単な応用,各種モータについての原理の理解,コンピュータの基本構造の理解,及びこれら組合せたをメカトロ技術への応用例の理解を目標とする。 |
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前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
特になし。 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
特になし。 |
教科書等 /Course textbooks and materials |
教科書は特になし。スライド資料をプロジェクタで提示しながら講義を行う。 |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
以下の内容について講義を行う。 A) 電気電子要素技術 1) 電子回路の受動素子(抵抗、コンデンサ、コイル、その他) 2) 電子回路の半導体素子1(半導体の原理,ダイオード) 3) 電子回路の半導体素子2(トランジスタ,MOS,サイリスタなど) 4) オペアンプ1(原理と基礎) 5) オペアンプ2(応用,加算器,微積分器,サンプルホールド) 6) デジタル回路1(基本論理素子,基本組合回路) 7) デジタル回路2(カウンタ,レジスタ,2進加減算器) B) センサ・アクチュエータシステム技術 8) メカトロニクスの動作を測定するためのセンサ(位置,加速度,温度) 9) アクチュエータ1(種類,DC サーボモータ原理,特性) 10) アクチュエータ2(AC サーボモータ原理,特性) 11) アクチュエータ3(ステッピングモータ原理,特性,その他) 12) マイクロコンピュータの原理と構成 13) マイクロコンピュータの入出力インターフェースの制御方法 14) メカトロニクスを希望通りに動かすための制御則(PID制御,有限オートマトン) 15) メカトロニクスまとめ |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
メカトロニクスの範囲は広く,講義ではこの分野の概要と重要な点についいて述べます。各自講義資料をよく読むことと講義以外に宿題を出します。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
(a) 評価方法: 期末試験および演習・宿題の結果を次のように総合評価する。 成績評価 = (演習・宿題の評価点×20%)+(期末試験の評価点×80%) (b)到達レベル: 以下の到達レベルを最低基準とする。 受動素子およびダイオード等の基本素子の動作原理の理解と基本的回路への応用。オペアンプの原理の理解と基本回路の動作の理解。AND,OR,FlipFlopなどの基本論理回路の理解とカウンタなど簡単な回路への応用。位置,速度,加速度センサの原理の理解。DCおよびACサーボモータ,パルスモータ,油圧サーボモータについての原理の理解。コンピュータの制御方式など基本アーキテクチャの理解。及びこれら組合せたをメカトロニクス技術への応用例の理解。 |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
相談はメールで受け付けます。メールアドレスは講義で提示します。 |
学生へのメッセージ /Message for students |
電気・電子・情報技術に強い本学の特徴を生かし,機械技術のみでなく,電気・電子技術並びにコンピュータがわかる人材となることを目指してください。 |
その他 /Others |
特になし。 |
キーワード /Keyword(s) |
エレクトロニクス,センサ,アクチュエータ,コンピュータ |