シラバス参照 |
講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
化学生命工学演習第二 | ||
---|---|---|---|
英文授業科目名 /Course title (English) |
Exercises in Chemistry and Biotechnology II | ||
科目番号 /Code |
BCH602p | ||
開講年度 /Academic year |
2020年度 | 開講年次 /Year offered |
3 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
演習 | 単位数 /Credits |
1 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講学科・専攻 /Cluster/Department |
Ⅲ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
樫森・石田(尚)・白川(英) | ||
居室 /Office |
東6-726(樫森),東6-816(石田),東6-728(白川) | ||
公開E-Mail |
樫森<ykashi70@UEC>, 石田<takayuki.ishida@UEC>, 白川<hshrkw@UEC> ("UEC"="uec.ac.jp") | ||
授業関連Webページ /Course website |
なし | ||
更新日 /Last updated |
2020/03/11 12:03:42 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標 /Topic and goals |
化学、生物学においても物理学同様に、基礎知識を習得するために演習を行うことは必須である。本演習では、化学、生物系各科目の演習を必要とする部分について、問題を解いたり解析を行うことによって、これまでの授業で履修した内容の理解を深め応用力をつけることを主眼とする。 |
---|---|
前もって履修 しておくべき科目 /Prerequisites |
分子生物学、生物化学、細胞生物工学、神経科学、無機化学、物理化学第一、物理化学第二 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目 /Recommended prerequisites and preparation |
なし |
教科書等 /Course textbooks and materials |
各担当者が指示する |
授業内容と その進め方 /Course outline and weekly schedule |
計算化学、遺伝子工学、細胞生物工学、神経科学、システム生物学の各分野について、以下のテーマで演習をおこなう。 (白川担当) 第1回 遺伝子工学的手法1(分子遺伝学の復習、遺伝子、染色体、ゲノム) 第2回 遺伝子工学的手法2(遺伝子改変、遺伝子導入) 第3回 細胞工学的手法1(トランスジェニック、細胞培養) 第4回 細胞工学的手法2(胚性幹細胞、人工多能性幹細胞) 第5回 細胞生理学的手法(光学的測定法、電気的測定法) (樫森担当)(Webclassを用いた演習) 第6回 生体現象のシミュレーション1(膜電位、Nernstの式) 第7回 生体現象のシミュレーション2(活動電位、Hodgkin-Huxley方程式) 第8回 生体現象のシミュレーション3(神経応答の動的性質) 第9回 ニューラルネットワーク(パーセプトロンの解説) 第10回 ニューラルネットワークのシミュレーション (石田担当) 第11回 計算機でできる化学(講義) 第12回 Gauissian を用いた分子軌道法の計算機実習 第13回 分子軌道法の理解を深める演習 第14回 Gaussian を用いた様々な計算化学の実習 第15回 計算化学の理解を深める演習 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
|
授業時間外の学習 (予習・復習等) /Preparation and review outside class |
演習時間の前にあらかじめ演習問題の内容を理解し、問題を解いておくこと。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) /Evaluation and grading |
評価方法:各担当者のテーマに関してその演習課題の出来具合(レポート、小テスト、演習発表など)を総合して評価する。 評価基準:以下を合格のための最低到達基準とする。 1)授業で扱う遺伝子工学的・細胞工学的実験手法について、それらの基本原理を理解していること。 2)授業で扱う生体現象の数値モデルについて、それらの理論的な基礎を理解し、またシミュレーションに用いることができること。 3)分子軌道法と計算化学に関する正しい知識を獲得すること。 |
オフィスアワー: 授業相談 /Office hours |
石田(東6−816):水曜、5限 白川(東6−728):金曜、昼休み 樫森(東6−726):火曜、昼休み *上記以外の時間にも適宜対応するので、メール等で事前にアポイントをとること。 |
学生へのメッセージ /Message for students |
単に講義を聴くだけでなく、具体的な演習問題を解いたりデータの解析を行うことでより深い理解が得られます。忍耐力をもって日々の努力を惜しまないでください。 |
その他 /Others |
なし |
キーワード /Keyword(s) |
計算化学、分子軌道法、分子生物学、細胞生物工学、生体計測工学、神経科学、システム生物学、数理モデル |