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講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
文学B | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Literature B | ||
科目番号 /Code |
HSS406z | ||
開講年度 /Academic year |
2021年度 | 開講年次 /Year offered |
2/3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
総合文化科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
栗田 岳 | ||
居室 /Office |
東1号館815 | ||
公開E-mail |
kurita@uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
特にありません。 | ||
更新日 /Last update |
2021/10/04 11:53:49 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
〇主題 本講義は、学問的に意義あるかたちで萬葉集の和歌を解釈する方法について講ずるものです。具体的には、 ・「王権」を中心とする歴史的な文脈の中に萬葉集の和歌を置いて理解を進めること ・現代語の訳文を通してなんとなく理解するのではなく、原文の詳細な言語分析を通して理解を進めること この二つを主軸としたいと思います。 〇達成目標 単なる個人の感想を述べるのではなく、文学作品を解析していく手法に、一定程度、習熟する。 授業で展開されるストーリーを、正確に、かつ、わかりやすく自分のことばで文章化できるよ うにする。 |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
特にありません。 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
特にありません。 |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
適宜、資料を配布します。 |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
〇授業内容 1. 10/6 授業の進め方の説明とイントロダクション 2. 10/13 年号「令和」と萬葉集「梅花歌三十二首」 3. 10/27 大伴旅人と「ほととぎす」の歌 4. 11/10 大伴旅人と賛酒歌1 5. 11/17 大伴旅人と賛酒歌2 「否定」をめぐって 6. 11/24 「令和」と萬葉集 まとめ 7. 12/1 「王権」と天皇 8. 12/8 音韻資料としての萬葉集 9. 12/15 上代特殊仮名遣 10. 12/22 持統天皇と百人一首 11. 1/5 日並皇子挽歌1 12. 1/12 日並皇子挽歌2 「転写」される時間 13. 1/19 弓削皇子と額田王の贈答1 14. 1/26 弓削皇子と額田王の贈答2 「個人的側面」 15. 2/2 補足、期末試験 上記の予定は、学生の理解度等、教室の状況をふまえて、適宜、変更されます。 〇進め方 各回ともに、配布資料に基づきながら説明していきます。「評価」の欄にも記載しましたが、授業において、数回、課題提出を求めます。 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
配布された資料や自身のノートを読み返して、授業内容が、授業を受けていない人にも、わかりやすく、正確に説明できるよう復習してください。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
学期中に数回、課題の提出があります。その評価が50%。加えて学期末の試験は、授業で述べられた内容を、受講生が説明する論述形式のものとなりますが、その評価が50%です。 授業への参加姿勢によって、加減点がありえます。 |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
木曜日第4限。事前にアポイントをとってください。当面、オンラインでの対応となります。 |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
理工系の学生である皆さんは、文学の研究というものに、どのようなイメージを抱いているでしょうか。私は、研究である以上、本質的な部分に、それほど違いはないのではないかと考えています。対象のありようを正確に観察して記述すること。そして、筋道正しい分析によって、対象をより一般に開かれた観点から捉え直すこと。この授業を、そんな文学研究の一つの例として、皆さんに提供できればと思います。 なお、履修登録に関するトラブルは教員に質問しても解決されません。教務に連絡してください。 |
その他 /Others |
この授業は、感染症の蔓延をふまえて遠隔としますが、従来の授業形態になるべく近いかたちで実施することを目指し、当面「リアルタイム」で行います。また、対面授業では、通常、録画が認められないことと同様に、授業の動画は提供しません。ただし、授業後、その概要を思い出すための資料はweb上で提供することとします。受講の際には、以上の点を前提としておいてください。 |
キーワード /Keywords |
萬葉集、和歌、王権、言語 |