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講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
日本語読解法 | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Reading Comprehension of Japanese | ||
科目番号 /Code |
HSS610z | ||
開講年度 /Academic year |
2021年度 | 開講年次 /Year offered |
3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
総合文化科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
栗田 岳 | ||
居室 /Office |
東1号館815 | ||
公開E-mail |
kurita@uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
特にありません。 | ||
更新日 /Last update |
2021/11/19 19:11:50 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
〇主題 人文・社会科学系の、特段の苦労なく理解することができる文章を、語句に注釈を施しながら読み進めていきます。平明な文章であっても、あることばが、その文章の中で果たしている機能を説明することは容易ではありません。ことばの細部を掘り下げていくことによって、文章、ひいては日本語というものに対して自覚的、分析的に向き合う姿勢を養います。 〇達成目標 ・一つ一つの語句が、文章全体の構築にどのように関わっているのかを理解したうえで、文章の内容を把握する力をつける。 ・日本語の語句を、自明のものとすることなく、分析の対象として扱うことに習熟する。 |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
特にありません。 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
特にありません。 |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
適宜、資料を配布します。 |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
〇授業内容 1. 10/7 イントロダクション 授業の進め方についての説明 2. 10/14 言語分析の方法 3. 10/28 コーパスの利用 4. 11/4 文章の語釈 5. 11/11 文章の語釈 6. 11/18 文章の語釈 7. 11/25 課題解説、文章の語釈 8. 12/2 文章の語釈 9. 12/9 文章の語釈 10. 12/16 課題解説、文章の語釈 11. 12/23 文章の語釈 12. 1/6 文章の語釈 13. 1/13 文章の語釈 14. 1/20 課題解説、文章の語釈 15. 1/27 補足、期末試験 取り扱う文章は、「翻訳」をテーマとしてものを読んでいきます。進度は事前に測れるものではありませんので、全部読み終われば次の文章に行きますし、読み終わらない可能性もあります。 次の文章に進んだ場合、そのテーマは「国際共通語」です。 〇進め方 基本的に、教員が文章講読を進め、そこに現れた語句の分析を行います。 一方、受講生は、当該文章中に現れた語句に関する課題提出が求められます。たとえば文章中に「調査する上で」という語句があったとして、その語句は「調査した上で」と何が異なっているのか、及び、「調査する際に」「調査するにあたって」との共通点・相違点はどのようなものか。このような課題に関して、自身の内省とコーパス等を用いた例文調査によって考察を進め、課題をまとめます。 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
何回か課題提出がありますので、その準備が必要です。また、配布された資料や自身のノートを読み返して、授業内容が、授業を受けていない人にも、わかりやすく、正確に説明できるよう復習してください。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
課題の評価が50%、及び、学期末に授業内容の理解度を問うテストを行いますが、その評価も50%とします。 課題は、用例の調査を十分に行ったかという点、試験は、授業内容を理解し、わかりやすく文章にまとめることができているかという点を、評価の基準とします。 授業への参加姿勢によって、加減点がありえます。 |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
木曜日第4限。事前にアポイントをとってください。当面、オンラインでの対応となります。 |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
たとえば「浮く」と「浮かぶ」の意味はどう違うのか。このような課題に興味を持って取り組める人向けの授業です。 なお、履修登録に関するトラブルは教員に質問しても解決されません。教務に連絡してください。 |
その他 /Others |
この授業は、感染症の蔓延をふまえて遠隔としますが、従来の授業形態になるべく近いかたちで実施することを目指し、当面「リアルタイム」で行います。また、対面授業では、通常、録画が認められないことと同様に、授業の動画は提供しません。ただし、授業後、その概要を思い出すための資料はweb上で提供することとします。受講の際には、以上の点を前提としておいてください。 また、この授業では履修上限を設け、25名とします。希望者多数の場合は、初回の授業で課題を出し、その評価によって選抜させてもらいます。必ず初回授業に出席するようにしてください。 |
キーワード /Keywords |
言語分析、文法、意味、文章 |