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講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
計算機工学(Ⅱ類) | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Computer Engineering | ||
科目番号 /Code |
COM403h COM403i | ||
開講年度 /Academic year |
2021年度 | 開講年次 /Year offered |
2 |
開講学期 /Semester(s) offered |
後学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
専門科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
Ⅱ類 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
遠藤 幸一 | ||
居室 /Office |
- | ||
公開E-mail |
endo-koichi@uec.ac.jp | ||
授業関連Webページ /Course website |
遠隔授業に関する情報を参照し,Google Classroomに参加してください. | ||
更新日 /Last update |
2021/09/26 17:08:41 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
情報処理システムや制御を担う装置の主役はコンピュータ(電子計算機)である.本授業ではコンピュータ内部でどのようなデータ処理が行われているかを理解するため,コンピュータシステムの基本的な仕組みと動作原理を講義する.コンピュータに関連する知識・技術は広範囲に及ぶため,本授業では基本的な項目についての理解を目標とする. |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
なし |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
なし |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
講義資料はGoogle Classroomに置くので参照. 授業に関連する情報も必要でに応じて提示するので参考まで. 参考書:「改訂 コンピュータ概論」(コロナ社)半谷 精一郎 |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
(a) 授業内容: この授業では,コンピュータの構成・機能の説明から,内部のデータ表現,演算回路,ソフトウェア,ネットワークの基本について講義する予定である. 第1回:コンピュータの概要と歴史を概説する 第2回:数と文字の表現法:コンピュータ内部では,データがどのように表現されているか学ぶ 第3回:論理回路(1):コンピュータの内部のしくみを知るために基本的な回路を学ぶ 第4回:論理回路(2):論路回路を実現するための電子回路について学ぶ 第5回:集積回路:論理回路を実現するデジタル集積回路について学ぶ 第6回:論理演算回路:加算,減算などコンピュータの中でデータを演算する回路について学ぶ 第7回:コンピュータの基本構成:装置構成と,それぞれの装置がどういう機能を果たすかを学ぶ 第8回:CPU:CPUの命令実行について学ぶ 第9回:記憶システム:さまざまな種類の記憶素子の動作,システムについて学ぶ 第10回:入出力装置:入出力装置の概要,制御手順やインタフェース規格について学ぶ 第11回:オペレーティングシステム(OS):OSのはたらきを学ぶ 第12回:プログラム開発:プログラムを作ってコンピュータを使うという基本的な作業の流れを学ぶ 第13回:コンピュータネットワーク:ネットワークの基本概念とプロトコルについて学ぶ 第14回:通信システム:情報セキュリティ,情報理論,伝送方式,誤り訂正の概念について学ぶ 第15回:組込みコンピュータ:機器に組み込まれて使用するコンピュータに求められる特徴について学ぶ (b) 授業の進め方: 上記順に従ってスライドを用いて解説する. 今年度は基本的にZoomによる遠隔にて行う. 授業の最後に,各回の講義内容から数問の小テストを提示し,その提出をもって出席確認と兼ねる.期末には全体を通した課題としてテストを提示する. 資料の提示,課題配布,小テストと課題の提出にはGoogle Classroomを使用する. |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
・参考書,資料を用いた予習・復習.資料はGoogle Classroomで提示する. ・授業時間内に行う小テストの復習. オンデマンドで受講する場合は小テストの提出 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
評価方法: ・達成度は小テストと期末課題の成績で判定する.小テストと課題の,少なくともどちらか一方で60%に満たない理解度である場合は不可とする. ・実施回数の1/3を超えて欠席した場合は課題・小テストの成績にかかわらず不可とする. 到達レベル: 以下の到達レベルをもって最低基準とする. コンピュータシステムの構成と機能を理解する.コンピュータ内部のデータの表現がわかる.コンピュータの論理回路を理解し,論理式を計算できる.論理回路を構成する電子回路の基礎を理解し,入出力装置の概要がわかる.コンピュータの命令セットを理解する.OSの役割概要がわかる.ネットワーク,情報セキュリティ,組込みコンピュータの概要を理解する. |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
講義内容の質問についてはメールで問い合わせてください. |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
パソコン,スマートフォンなどの情報処理システムや,家電,自動車,工業プラントなどの自動制御を伴う製品はすべてコンピュータを内蔵している.もの作りの基本としてコンピュータの概要について理解してほしい. |
その他 /Others |
特になし. |
キーワード /Keywords |
コンピュータ,ハードウェア,ソフトウェア,情報,記憶(メモリ),論理回路,OS,ネットワーク,情報セキュリティ |