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講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
美術A | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
Arts A | ||
科目番号 /Code |
HSS307z | ||
開講年度 /Academic year |
2022年度 | 開講年次 /Year offered |
2/3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
総合文化科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
三上 美和 | ||
居室 /Office |
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公開E-mail |
なし | ||
授業関連Webページ /Course website |
なし | ||
更新日 /Last update |
2022/07/14 13:37:54 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
本科目の目標は、皆さんが一点でも興味ある作品と出会い、将来社会に出てからも日本美術と親しみ、日本美術の魅力を国際社会において発信するきっかけとなることです。講義ではその基礎となるよう、日本美術史の流れを理解することを目指します。 |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
日本史の通史を学べる科目があれば、事前に履修すると本講義の理解が深まります。 |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
同上。 |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
事前に購入する必要はありませんが、以下の通史の文献のいずれかを手元に置くと理解の助けになるでしょう。図書館や書店で手に取り、自分に合ったものを選ぶと良いと思います。 辻惟雄監修『カラー版 日本美術史』(増補新装版)美術出版社、2002年 辻惟雄『日本美術の歴史』東京大学出版会、2005年 佐藤康宏『日本美術史』日本放送出版協会、2008年 栗本徳子編『芸術教養シリーズ 造形篇Ⅰ、Ⅱ』幻冬舎、2013年 その他、授業中に適宜紹介します。 |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
授業では、原始から江戸までの重要な美術・工芸作品を紹介します。特に日本美術は中国、西洋など諸外国からの刺激を受けて発展してきたため、それらとの影響関係を視野に入れつつ、絵画だけでなく工芸についても取り上げます。 講義ではおススメの展覧会も紹介しますが、今年度もコロナ禍であるため、皆さんも配慮して見学してください。例え実際に訪れなくても、ホームページを見ればどのような展覧会なのか知ることはできます。皆さんのできる範囲で結構ですので、授業に積極的に参加し、日本美術を楽しみながら学んで欲しいと思います。 授業の最後30分程度を振り返りの時間とし、皆さんの最も印象に残ったことについて短い文章を書く時間に充てます。 毎回の授業では、パワーポイントと配布資料を使い、おおむね以下の内容で進めていきます(講義の進み具合で若干の変更が出るかもしれません)。 第1回 イントロダクション 第2回 縄文、弥生、古墳 第3回 飛鳥・奈良 第4回 平安1 第5回 平安2 第6回 鎌倉 第7回 室町 第8回 桃山 第9回 江戸1 工芸 第10回 江戸2 琳派 第11回 江戸3 洋風画 第12回 江戸4 円山派 第13回 江戸5 浮世絵 第14回 補遺 第15回 前期の振り返り |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
受講者は予習として、事前に高校生用の日本史の教科書で同時代の箇所を確認しておくことを勧めます。また復習は授業時間の最後30分間で講義の振り返り(感想文の記述)を行いますが、さらに意欲のある受講生は、事後に授業中で興味を感じたテーマや作品について、講義中に紹介する参考文献にも目を通す、あるいはウェブなどで調べる(復習)と、講義内容をより深く理解することが出来ます。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
成績評価は期末の課題(レポート)の評価で行います。課題は授業中に伝えます。出席は取りません。 評価基準は、レポートの課題に適切に応えているか、正しい日本語で書かれているかをメインのポイントとし、以下の評価基準に従い総合的に判断します。 1. 授業の趣旨を正しく把握・理解できているか 2. 課題で求められている内容をしっかり理解し、正確な情報と適切な解答が記されているか 3. レポートが自分の言葉で具体的かつ論理的に論述できているか 4. レポートの文章表現は正確かどうか、誤字・脱字はないか 5.レポート作成のための参考文献が明記されているか 以上の評価観点を全体として満たしていることが最低限の合格の基準となります。 |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
質問や相談等は授業前や授業中に受け付けます。授業中に皆さんの感想を求めることもあります。他の人の前で疑問や意見を述べることは、最初は勇気が必要かもしれませんが、他の出席者の参考になりますので、ぜひ積極的に参加してください。 学内メールでのやりとりやレポート提出はできません。 |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
日本美術について具体的にかみくださいてお話しすることを心がけますので、敷居が高いと思わず気軽に授業に参加してください。また、期末レポートでは、皆さんが授業中で最も関心を持ったテーマ(作品、作家など)から選び、授業でどう扱われたのかも記述することが求められますので、各授業での振り返りの時間を大切にしてください。 初回のイントロダクションでは、全体に関わる参考文献の紹介、期末レポートの内容などをお話ししますので、必ず出席しましょう。 |
その他 /Others |
要注意:学内メールでのやりとりや提出はできません。 |
キーワード /Keywords |
日本美術、縄文、弥生、古墳、平安、鎌倉、室町、桃山、江戸、仏教美術、絵巻、屏風、唐物、唐絵、やまと絵、茶道具、陶磁器、狩野派、琳派、洋風画、円山派、浮世絵 |