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講義概要/Course Information |
科目基礎情報/General Information |
授業科目名 /Course title (Japanese) |
社会思想史A | ||
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英文授業科目名 /Course title (English) |
History of Social Thought A | ||
科目番号 /Code |
HSS314z | ||
開講年度 /Academic year |
2022年度 | 開講年次 /Year offered |
2/3/4 |
開講学期 /Semester(s) offered |
前学期 | 開講コース・課程 /Faculty offering the course |
情報理工学域 |
授業の方法 /Teaching method |
講義 | 単位数 /Credits |
2 |
科目区分 /Category |
総合文化科目 | ||
開講類・専攻 /Cluster/Department |
情報理工学域 | ||
担当教員名 /Lecturer(s) |
庄司 俊之 | ||
居室 /Office |
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公開E-mail |
JZM04216@nifty.com | ||
授業関連Webページ /Course website |
http://nihi7.cocolog-nifty.com/blog/ | ||
更新日 /Last update |
2022/03/06 21:49:08 | 更新状況 /Update status |
公開中 /now open to public |
講義情報/Course Description |
主題および 達成目標(2,000文字以内) /Themes and goals(up to 2,000 letters) |
(a)主題:本年度の社会思想史Aは、ルソー・マルクス・ニーチェにおける闘争の思想の系譜をテーマとする。全15回の講義の冒頭で近世・近代のはじまりについて概観したうえで、前半ではルソーの思想を、中盤ではマルクスを、後半ではニーチェを扱う。それぞれが前時代の思想といかにして格闘したかを追うとともに、最終的にはそれらの現代的意義についても考えていきたい。 (b)達成目標:1、ルソー・マルクス・ニーチェ、それぞれの思想の特徴を理解すること。2、それらが互いにいかなる関係にあるか、一連の系譜として理解すること。3、西欧思想史の基礎教養に触れ、思想史的視座の面白さの一端を味わうとともに、できれば現代社会の理解のための一助にできること。 |
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前もって履修 しておくべき科目(1,000文字以内) /Prerequisites(up to 1,000 letters) |
とくになし |
前もって履修しておくこ とが望ましい科目(1,000文字以内) /Recommended prerequisites and preparation(up to 1,000 letters) |
とくになし |
教科書等(1,000文字以内) /Course textbooks and materials(up to 1,000 letters) |
教科書は使用しない。 参考書は講義内で適宜紹介する。 |
授業内容と その進め方(2,000文字以内) /Course outline and weekly schedule(up to 2,000 letters) |
(a)授業内容 第1回 イントロダクション 第2回 社会契約論の世界:ホッブズとロック 第3回 ルソーの人物、時代、第1の著作『不平等起源論』 第4回 一般意志論:第2の著作『社会契約論』 第5回 ルソーの評価 第6回 マルクスの時代 第7回 初期マルクス:疎外論 第8回 後期マルクス:物象化論 第9回 主著『資本論』について 第10回 マルクス以後とその批判 第11回 ニーチェの時代 第12回 『悲劇の誕生』と『善悪の系譜』 第13回 『ツァラトゥストラかく語りき』について 第14回 ニーチェ以後 第15回 むすびにかえて (b)授業の進め方 講義は講師によるレクチャーが中心となる。現状では遠隔授業の見通しだが、対面授業になった場合、資料は授業関連Webページにアップするので各自ダウンロードのうえ受講すること。 |
実務経験を活かした 授業内容 (実務経験内容も含む) /Course content utilizing practical experience |
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授業時間外の学習 (予習・復習等)(1,000文字以内) /Preparation and review outside class(up to 1,000 letters) |
高校世界史レベルの事項はまえおき抜きに話題にすることがあるので、必要に応じて、高校教科書や百科事典、あるいは講師が指定した参考書などを使って適宜知識を確認することが望ましい。復習は、配布資料やノートをよく読み返すこと。 |
成績評価方法 および評価基準 (最低達成基準を含む) (1,000文字以内) /Evaluation and grading (up to 1,000 letters) |
全15回のうち2/3以上出席した者だけを評価の対象とし、評価はレポートによって行います。レポートの内容は未定ですが、(1)講義内容をきちんと押さえていること、(2)必要なポイントに触れていること、(3)論理性と文章力、この3つを基準に採点します。 |
オフィスアワー: 授業相談(1,000文字以内) /Office hours(up to 1,000 letters) |
質問等は講義の前後およびメールにて受け付ける。 |
学生へのメッセージ(1,000文字以内) /Message for students(up to 1,000 letters) |
「この授業は何の役に立つのか?」と聞かれたときには「一般教養は生きるための力を培うものです」と答えることにしています。その心積もりで受講して頂ければと思っています。 |
その他 /Others |
とくになし |
キーワード /Keywords |
ルソー、マルクス、ニーチェ、批判、革命、真理 |